2024年06月03日
コンテンツ番号17410
令和6年6月2日(日)、鷹巣橋下流の米代川河川敷で、「伊勢町自治会」と「舟見町地域安全の会」の自主防災組織13名の方々が、北秋田市水防訓練に参加しました。
この訓練は、出水期における初期の防災活動及び水防機関の士気の高揚と水防技術の向上、水防体制の強化を図り、もって地域住民の安全を保持することを目的に行われました。
自主防災組織の方々は、【簡易水防工法】といわれる、身の回りに土のう袋や土などがなくても、ごみ袋やプランターなどの一般家庭にある材料を用いて浸水を防ぐ工法を実施しました。
市民の皆さんもぜひ、家庭でできる水害対策として参考にしてください。
1.ビニール袋で作る簡易水のう
①ビニール袋を二重に重ね、水を入れる。(入れる水は、袋の1/3から半分を目安とし、自分で持ち運びができる重さにする。)※袋を重ねることで強度が増す
②内側の袋の空気を抜くように数回絞り、内側の袋を縛る。※2段重ねができないため、10cm程度の水深が限界
2.段ボールを活用する工法
①ブルーシートを設置場所全体に渡るように敷き、その上に段ボールを並べる。
②簡易水のうを段ボールに詰める。※段ボールに詰めることで、安定感と強度が増す
③並べた段ボールをブルーシートで巻き込み、端は段ボールの隙間に入れ込む。
3.プランターを活用する工法
①プランターに土や砂を敷き詰める。※詰めることで安定感と強度が増す
②ブルーシートを設置場所全体に渡るように敷き、その上にプランターを並べる。
③ブルーシートで巻き込み、端はプランターの隙間に入れ込む。※その他にも、水の入ったポリタンク等をシートに巻き込む方法もある
4.止水板による工法
①出入口の幅より長い板を準備する。
②出入口に、立てかける。
③立てかけた板を簡易水のうを並べ固定する。
水防団が行っていた土のう作成にも挑戦しました!
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