2023年01月24日
コンテンツ番号15386
はじめに
「自主防災組織」とは、自分たちの地域で防災活動を行うために結成する組織です。
大きな災害が起こった場合、市役所や消防などの関係機関は総力をあげて防災活動に取り組みますが、災害の規模が大きければ大きいほど関係機関への需要が高まり、更に道路の寸断や電気・水道などのライフラインが停止するなどして、支援の手が行き届かない可能性があります。
このような場合、自主防災組織が機能し、救助や初期消火、避難誘導など、地域でできることを早期に行うことで、地域の被害を軽減することができます。
自主防災組織をつくるには
組織づくりには、既存の組織を活用する方法と、新たに組織を結成する方法がありますが、ほとんどの地域で自治会や町内会が結成されておりますので、これらの組織を活用することで、比較的容易に組織化することができます。
組織づくりの手順(自治会等既存組織を活用する場合の例)
- 自治会等の役員会で組織化の必要性を検討
- 総会等で決議
- 市へ「結成届」を提出
- 自主防災活動の開始
規約・組織構成・防災計画の策定
組織化に必要となる「規約」と「防災組織表」、また組織の活動内容や目標となる「防災計画」を策定します。作成した書類は結成届とあわせて市へ提出をお願いします。
提出書類サンプル
※内容は地域の状況に応じて変更してください。
日常の防災活動
災害時に有効な活動を行うためには、日頃から訓練等により備えておくことが大切です。様々な活動を継続的に行い、地域住民の防災意識の向上を図ることはもちろん、活動を通じて地域の連帯感を育み、いざというときに助け合うことができる地域づくりにつなげましょう。
活動例
- 各種防災訓練、講演会の開催
- 広報誌の発行
- 地域災害史や体験談の掘り起こし
- 防災カルテや防災マップの作成
- 地域内の危険個所調査 など
北秋田市自主防災組織防災活動支援事業について
市では自主防災組織の結成促進を図るとともに、より機動的な組織づくりの推進のため、結成届を提出した組織に対して補助金を交付しています。
詳細については、こちらからご覧ください。