2024年07月26日
コンテンツ番号12798
地球温暖化の原因
太陽から降り注ぐ光は、地球の大気を素通りして地面を温め、その地表から放出される熱を温室効果ガスが吸収し大気を温めています。
地球温暖化の原因となっているガスには、二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素、フロン類等様々なものがありますが、なかでも二酸化炭素はもっとも温暖化への影響度が大きい温室効果ガスとなってます。
現在、地球の平均気温は14℃前後ですが、もし大気中に二酸化炭素、メタン等の温室効果ガスがなければマイナス19℃まで下がってしまうと考えられています。
温室効果ガスは、地球を暖かく保つ役割を果たし、生き物が住みやすい環境を作る地球にとってなくてはならないガスです。
近年、産業活動が活発になり、石油などの化学燃料がたくさん使用されることによって、大量の温室効果ガスが大気中に放出され、大気中の濃度が高まり熱の吸収が増えた結果、気温が上昇し始めています。これが地球温暖化です。
出典)全国地球温暖化防止推進センターウェブサイト https://www.jccca.org/
地球温暖化の影響
地球温暖化の影響は、海水温の上昇による熱膨張と氷河などの融解により2100年までに最大82センチ上昇すると予測されています。
作物の栽培にも大きく関わるほか、異常気象の発生する頻度が増加したり、感染症のまん延など私たちの生活に大きな影響が及ぶことになります。
「ゼロカーボンシティ宣言」とは
温暖化対策のため、2020年10月に当時の菅首相が「2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指す」ことを宣言し、北秋田市においても2024年2月に「ゼロカーボンシティ宣言」を表明しました。
環境省の定義では、「2050年に二酸化炭素を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表した地方自治体」のことをいいます。
ゼロカーボンシティを実現するためには、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。日常生活でできることから取り組んでいきましょう。
北秋田市役所の取り組み
北秋田市役所は、2018年3月に「北秋田市温暖化防止実行計画」を策定し、市役所が率先して事務・事業に関して温室効果ガスの排出削減に取り組み、地球温暖化対策を推進する活動を行っています。
また、2024年7日には秋田県の「あきたゼロカーボンアクション宣言事業者」として登録されました。
あきたゼロカーボンアクション宣言のご案内(外部リンク:秋田県)
日常生活でできる二酸化炭素削減の取り組み
ゼロカーボンシティを実現するためには、一人ひとりのライフスタイルの転換が重要です。
日常生活でできることから取り組んでいきましょう。
脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを造る国民運動「デコ活」(外部リンク:環境省)
こども環境家計簿(エコぬりえ)の取り組み
秋田県地球温暖化防止活動推進センター(認定NPO法人環境あきた県民フォーラム)ご協力のもと、こども達が環境に対する取り組みの大切さを学ぶ「こども環境家計簿(エコぬりえ)」を令和6年8月に実施しました。