2018年08月06日
コンテンツ番号3425
台湾トップセールスや縄文子どもシンポジウムなどを説明
(2018年8月6日)
津谷市長の記者会見が、8月6日(月)に市役所本庁舎で行われ、先般の職員の不祥事についてお詫びするとともに再発防止による信頼回復を誓ったほか、台湾トップセールスや北秋田市縄文子どもシンポジウムなどについて説明しました。
会見の要旨は次のとおりです。
会見冒頭、津谷市長が先般の職員の不祥事について「この度、米内沢診療所において、患者さんが窓口で支払う保険診療にかかる一部負担金を当時の事務担当職員が着服するという、けっしてあってはならない不正が発覚した。このような不祥事を市職員が起こしたことについて、市民の皆さんや関係者の皆さんに多大なるご迷惑をおかけした。そして、公務への信頼を損ないましたことに、心からお詫びを申し上げます。今後は、二度とこのようなことが起こらないよう、再発防止に全力で取り組むとともに、改めて厳正な倫理規律の確保と綱紀粛正に万全を期して、皆さんの信頼を一日でも早く回復できるように職員一丸となって取り組んでいきたい」とお詫びの言葉を述べるとともに、再発防止による信頼回復に努めることを誓いました。
1.台湾トップセールスについて
8月20日から23日にかけて、秋田県知事および県内各自治体の首長とともに、台湾トップセールスを実施します。
今回の訪問では、インバウンドのメインターゲットである台湾からのさらなる誘客を促進するため、一昨年、秋田県と「国際交流協力覚書」を締結した高雄市政府機関や台湾の主要な航空会社などを訪問し「内陸線阿仁合駅舎のリニューアル」や世界文化遺産推薦候補に選定された「伊勢堂岱遺跡」などの新たな魅力のPRを行いたいと考えています。
市単独では、秋田県スキー連盟と友好協定を結んでいる台湾スキー協会への訪問を予定しています。なお、同協会には平成27年度、29年度に続き3回目の訪問となりますが、秋田県および本市の合宿などに関する助成制度をPRして、台湾の学生等によるスキー合宿などの誘致に繋げていきたいと考えています。
2.北秋田市縄文子どもシンポジウムの開催について
北秋田市縄文子どもシンポジウムを、8月26日(日)の午前10時から市民ふれあいプラザで開催します。
子どもたちと専門の職員がそれぞれの視点から発表を行い、縄文遺跡の保護や活用について考える場所として、今回が初開催となります。
シンポジウムには、伊勢堂岱遺跡ジュニアボランティアをはじめ「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」を形成する遺跡所在地のうち、北海道函館市、青森県八戸市、岩手県一戸町の子どもたちを本市に招き、自分たちの遺跡について発表してもらうことにしておりますので、多くの市民の方々の来場をお願いします。
また、7月19日に国の文化審議会が「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」を世界文化遺産候補として推薦することに決定しました。ユネスコへの推薦は、来年2月頃の国の決定を待つことになりますが、今後も関係自治体との連携を深め、世界文化遺産への登録に向けて、全力で取り組みます。
3.8月の主なイベント案内について
今月は、明日7日の「第32回森吉山麓たなばた火まつり」を皮切りに、14日の「第38回合川ふるさとまつり・第47回合川まと火」、同日の「根子番楽定期公演」、15日の「第62回北秋田市民盆踊り大会」、16日の「阿仁の花火と灯籠流し」。そして、26日には第10回の節目を迎える「ノスタルジックカーフェスタ2018 in 北欧の杜」と伝統行事や夏ならではのイベントが市内各地域においてめじろ押しとなっています。
夏の夜空を彩る大音響のスターマイン、川面を流れる幻想的な灯籠など、そのほかにもたくさんの見どころがあります。ぜひ、市内外の方々に、おでかけの計画に組み込んでもらい、北秋田市の夏を存分に楽しんでほしいと考えています。