2020年02月07日
コンテンツ番号5707
大地震や風水害など、大規模な災害から自分たちの身を守るためには、一人ひとりが災害に備える「自助」、地域で協力して災害に備える「共助」が重要です。
住まいの安全対策を講じましょう
地震や火災などの災害から身を守るためには、日頃からの安全対策が大事です。
住まいの安全性を確認しましょう
地震による住まいの倒壊を防ぐため、自分の住まいの安全性を知ることが大事です。耐震診断を受け、安全性を確認しましょう。
昭和56年5月31日以前に着工された住宅は要注意
昭和56年(1981年)5月31日以前に着工された住宅やマンションは、耐震性が低く、耐震診断を受けた住宅の約8割が「倒壊する可能性がある」と診断されています。
住まいを丈夫にしましょう
耐震診断の結果、倒壊する可能性がある場合には、住宅の耐震改修を行いましょう。
耐震改修の費用を一部助成します。
木造住宅耐震改修等補助事業(建設部都市計画課都市計画住宅係)
部屋の中の安全を確保しましょう
家具の配置を工夫しましょう
ドアの開閉ができるように、部屋の出入り口、廊下や階段には家具を置かないようにしましょう。寝室にも、なるべく家具を置かないようにし、頭に家具が倒れてこないように配置しましょう。
家具を固定しましょう
家具の転倒を防止する器具等を取り付けて家具を壁に固定することが重要です。粘着マットや粘着ベルト等で家具を固定することも有効です。
家族で備えよう
災害から自分たちの身を守るためには避難が重要です。
安全に避難するため、事前にどのような備えをすればよいのか考えましょう。
避難場所を確認しましょう
ハザードマップを利用し、災害時の危険箇所や避難所を確認しましょう。
※要注意 地震や火災、風水害など、災害の種類によって避難所が違う地域もあります。
避難ルートを確認しましょう
家族で自宅から避難所までの安全なルートについて話し合いましょう。
災害時の連絡手段について話し合いましょう
災害後、すぐに帰宅できるとは限りません。連絡方法と最終的に落ち合う場所を決めておきましょう。
非常持ち出し品、備蓄品の準備
避難するときにまず持ち出すのが「非常持ち出し品」。災害直後からの混乱が収まるまでの数日間、自足するための物資が「備蓄品」です。日ごろから、災害が起きたときのために用意しておきましょう。
非常時持ち出し品
- 現金
- 預金通帳
- 印鑑
- 保険証
- 免許証
- 懐中電灯
- 携帯ラジオ
- 予備の乾電池
- ヘルメット・防災ずきん
- 厚手の手袋
- 毛布
- 缶切り
- ライター・マッチ
- ナイフ
- 携帯用トイレ
- 救急箱
- 処方箋の控え
- 胃腸薬・便秘薬・持病の薬
- 生理用品
- 乾パン
- 缶詰
- 栄養補助食品
- アメ・チョコレート
- 飲料水
- 下着・靴下
- 長袖・長ズボン
- 防寒用ジャケット・雨具
- 携帯用カイロ
備蓄品
- 長靴
- インスタントラーメン・カップみそ汁
- レトルト食品(ごはん・おかゆなど)・アルファ米
- 飲料水
- 給水用ポリタンク
- カセットコンロ
- ティッシュペーパー・ウェットティッシュ
- ラップフィルム
- ランタン
- 紙皿・紙コップ・割り箸
- 簡易トイレ
- 水のいらないシャンプー
- ビニール袋
- ロープ
- 工具セット
- ほうきとちりとり
- ランタン
地域のみんなで災害に備えましょう
自主防災組織を結成しよう
自主防災組織は、地域住民の皆さんが自主的に連帯し、防災活動を行う組織です。平常時は防災訓練や広報活動、災害時には初期消火、救出救護、集団避難、避難所への給水給食など活動を行います。
自主防災組織ができるまでの流れ
町内会や自治会で提案する
組織の編成や規約の制定等について話し合う
町内会や自治会の総会で、討議、可決する
※わからないことは、市総務課危機管理係にご相談ください。
自主防災組織の活動には補助金があります
自主防災組織はなぜ必要?
大規模な災害が発生した場合、消防署などの防災機関だけでは充分な対応はできません。住民が協力し、地域ぐるみで取り組むことが必要です。阪神・淡路大震災では、救出された人たちの約8割が、家族や近所の方々により救出されました。