2024年04月26日
コンテンツ番号17257
秋田県有形文化財(建造物)に指定されている「旧長岐家住宅」の一般公開が行われます。
おさるべ元気倶楽部による無料ガイドもあります。ぜひ足をお運びください。
公開日:令和6年5月4日(土)10:00~15:00
【旧長岐家住宅】
江戸時代初期にこの地を切り拓き、七日市村の代々肝煎りを務め、農村の興隆に尽くした家柄。農業経営の安定のため、灌漑用水利の確保や整備、治水事業に尽力し、馬産改良にも貢献され、地域では「おやかた」と呼ばれ敬われていました。
現存住宅の本屋は切妻造平入りの形式で、江戸時代後期の文政13(1830)年に新たに建てられたことが資料から分かっています。建物内部の北西側の格式の高い書院座敷、釘隠しなどの意匠は農家建築では見られないもので、秋田佐竹藩の本陣を務めた肝煎屋敷の様子を現代に伝える数少ない建造物として、平成元年10月1日には市の有形文化財(建造物)に指定、平成31年3月15日に秋田県有形文化財に指定されています。