2022年06月09日
コンテンツ番号14448
北秋田市は6月5日(日曜日)、梅雨や集中豪雨などで川が増水しやすい時期(出水期)を迎え、米代川河川敷で水防訓練を実施しました。
出水時における初期の防災活動及び水防機関の士気の高揚と水防技術の向上、水防体制の強化を図り、もって地域住民の安全を保持することを目的としています。
北秋田市消防団員など約160人が参加し水防工法を行いました。
シート張り工
堤防のり面が欠け込んだ場合や、数ヵ所より浸透し、吸い込み口が判然としない場合に行うもので、力竹をシートでくるみ、重し土のうを数個結束し、留め杭につなぐものです。
月の輪工
土のうを積んで河川水位と漏水口との水位差を縮めて水の圧力を弱め、漏水口が拡大するのを防ぎ、堤防の決壊を未然に防ぎます。
積み土のう工
堤防が欠けることを考慮して、堤防天端の表のり肩から0.5~1.0mくらい引き下げて所要の高さに土のうを積みあげます。1段積みは、長手または小口積みとし、2段積みは下段を長手方向2列に並べ、その上に小口1段並べとするか、長手並べにします。3段積みは、前面長手3段積みにいも継ぎをさけて積み、裏手に控えとして、小口2段積みとし、木杭または竹等を串刺しとします。また、土のうの継ぎ目には土をつめて、充分に踏み固めます。
川倉工
牛枠に1対の合掌木及び前立木を加えたものであり、牛枠と聖牛の中間的形状をなしています。一般に相当急流な河川に適用します。
ドローンによる空撮
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ドローンのデモンストレーション -
左:消防本部保有、右:東光産業保有 -
上空からの空撮
排水ポンプ車、照明車実演
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国土交通省:排水ポンプ車 -
国土交通省:照明車