2020年08月20日
コンテンツ番号11576
飲食店の防火対策に係る注意喚起等について
令和2年7月30日に福島県郡山市で発生した飲食店の爆発事故では、これまでのところ、死者1名、負傷者19名(重症者2名、軽症17名)の被害が発生しています。
現時点で出火原因等は特定されていませんが、屋内のガス配管の腐食箇所から液化石油ガス(LPガス)が漏洩し、何らかの火源により引火、爆発した可能性が考えられます。
このような状況を踏まえ、類似事故の発生を防止するため、下記に示す事項について留意してください。
ガス機器の適切な維持管理について
- ガス機器の定期的な清掃やメンテナンスを行うこと。
- ガス機器に異常を感じた場合やガス配管等に破損や著しい腐食等がある場合は直ちに
使用を中止するとともに、緊急連絡先やメーカーに連絡し、修理等を依頼すること。 - 休業等でガスを長期間使用しない場合や事業を再開する場合は、液化石油ガス販売事業
者に連絡をすること。
消防法令の遵守について
防火管理者の選任や消防用設備等の設置、消防用設備等の点検等について消防法令を遵守すること。
液化石油ガスの使用について
本爆発事故を踏まえた液化石油ガスの使用にあたっては、消防庁ホームページに掲載しているリーフレットや、経済産業省のホームページに掲載されている留意事項を参考にして下さい。
リーフレット
https://www.fdma.go.jp/mission/prevention/item/prevention001_28_chubokiki-pamf20140226.pdf
経済産業省ホームページ
https://www.meti.go.jp/press/2020/08/20200805003/20200805003.html