2019年02月21日
コンテンツ番号8649
より迅速な消防活動に期待
災害対応特殊ポンプ自動車が、2月4日(月)森吉分署、2月5日(火)合川分署に納入され、署員が操作方法などを確認しました。
この度の納入は、北秋田市消防署が所有するポンプ車6台のうち、森吉分署に配置となっている5号車と合川分署に配置となっている8号車(それぞれ平成9年に納入21年経過)を新車両に更新したものです。
5号車は5トン級シャシをベースに2,000ℓ水槽とA-2級ポンプを搭載した消防車で、ホース延長は「北秋田消防伝統の車両延長」の艤装を継承、カートリッジ式の積載方法を採用しています。また、森吉分署の立地から救助支援出場の指令が多いため、いち早く救助活動ができるよう、油圧救助器具は充電式とし、新たにマッド型空気ジャッキも積載。資機材収納庫はバー式シャッターとなっており、収納スペースが確保されているほか、開閉時もバーのどこを握っても開放できるためスムーズな作業ができるようになっています。ボディーにはFRP素材を使用、防錆性や耐久性を高めるほか融雪剤や塩害の影響も受けません。各種照明にはLEDを採用、消費電力を抑え、バッテリーへの負荷を軽減、夜間の活動及び安全管理が向上します。不整地悪路及び冬期間の走行性を考慮し、底床式4輪駆動(フルタイム)車としています。
8号車は5トン級シャシをベースに2,000ℓ水槽とA-2級ポンプを搭載した消防車で、ホース延長は積載ホースカーに加え、空きスペースに延長ホースを積載することにより「北秋田消防伝統の車両延長」にも対応しており、2系統の延長方法を実現しています。またハイルーフキャビンにより室内高を従来型より約30cm高くすることで車内の活動スペースを拡大。ハイルーフ化による樹木等とのアンテナの接触リスクを軽減するため、従来型アンテナより約20cm高さを抑えたフィンタイプアンテナを採用しています。資機材収納庫はバー式シャッターとなっており、収納スペースが確保されているほか、開閉時もバーのどこを握っても開放できるためスムーズな作業ができるようになっています。ボディーにはFRP素材を使用、防錆性や耐久性を高めるほか融雪剤や塩害の影響も受けません。各種照明にはLEDを採用、消費電力を抑え、バッテリーへの負荷を軽減、夜間の活動及び安全管理が向上します。サイドシャッターには「ハローキティー北秋田ステッカー」を貼付することで、様々な年代の市民に対して防火意識の向上を訴えるほか、ハローキティーを貼付した消防車は日本に1台なので県内外から北秋田市への来訪のきっかけとなることも期待しています。