2025年03月06日
コンテンツ番号18482
地域と学校の連携・協働体制構築事業を実施しております
この事業は、「社会に開かれた教育課程」を実現し、いじめ・不登校への対応や「学校における働き方改革」を推進するため、地域と学校の連携・協働体制を構築し、地域全体で子供たちの教育環境を向上させるため、幅広い地域の方々の参画により、子供たちの豊かな人間性を育み、地域を創生する学校内外における活動である「地域学校協働活動」を一体的に支援することにより、学校・家庭・地域が連携・協働して自立的・継続的に子供を取り巻く課題を解決できる地域社会を目指すものです。
この事業の一環として、令和6年度は放課後等における多様な体験活動をする放課後子ども教室においてプログラミング教室を実施しました。放課後子ども教室プログラミング教室は、市内の講師を迎え、令和6年9月28日(土)に市内全小学校及び義務教育学校の3年生から6年生を対象に2回の教室を実施したところ、延べ21人の児童が参加しました。教室ではプログラミング学習ソフト「Scratch(スクラッチ)」を使用し、表示される猫のキャラクターを画面上で散歩させてみたり、鳴き声を出してみたりしました。なかでも高学年の児童は、講師の先生に相談しながら工夫を凝らしたプログラミングを組むことで、猫が自由自在に動いてくれることに喜び、更に高度なプログラミングに挑戦しようとしていました。
学校、家庭、地域が連携しながら子供たちの学びを支援するために今後も継続して事業を実施していきます。
課題の詳細
プログラミング教育を実施するために必要なICT環境の整備、教える側の人材確保が難しく、各学校や家庭によって差がある
課題の解決に向けて
当課所有のタブレットとロボットを使用し、専門的知識を有する講師から直接学べる機会を用意したことで、学校では体験できないより高度な内容の教室を実施できた。また、課職員が事前にプログラミング学習ソフトを勉強することで、当日の講師の補助的役割を担った。実施時期については、より多くの児童が参加できるように休暇(土日)に実施した。以上のことから教える立場の教員や各家庭の負担軽減に繋がったと考える
教室実施後の成果
- 学校では体験できないより専門的なプログラミング知識を習得できた
- 他校の児童との交流の機会を創出できた
- 一つひとつ形や内容の違う物が完成することで、他者の作り方や考え方を理解する機会になった
本年度の目標
プログラミング教室に参加した児童の満足度を100%とする
実績値
95%(①とても楽しかった、②楽しかった、③どちらでもない、④あまり楽しくなかった、⑤楽しくなかったのうち、②楽しかった以上の割合)
とても楽しかった(15人)、楽しかった(3人)、どちらでもない(1人)、未回答(2人)/19人
目標達成のために行った工夫
プログラミング教室は昨年度も実施しており、内容に飽きがないよう講師と綿密に打合せをするなどして内容を工夫した
複数学年の児童が参加する為、理解度に差が生じたり、取り残される児童がでないよう、講師とともに課職員も積極的に協力して行った