2025年01月05日
コンテンツ番号18287
団結の力、未来の安全を守る集い
(2025年1月5日)
令和7年の消防出初式が1月5日(日曜日)に文化会館などで行われ、13分団の消防団員約300人が参加し、今年1年の無火災と無災害を願うとともに、消防団員として決意を新たにしました。
出初式は、市民ふれあいプラザから文化会館までの間を消防団員や消防車両による分列行進が行われ、津谷市長、消防団長、秋田県副知事、消防長の観閲付近でハシゴ車による垂れ幕の掲示も行われたほか、秋田北鷹高校の高校生消防クラブと七日市保育園の園児たちも堂々とした姿で行進に参加しました。
文化会館で行われた式典では、はじめに津谷市長が「消防団の皆さまには、日頃より地域防災の最前線で地域住民の安心安全をを守るために献身的にご尽力されてることに対し心から感謝を申し上げる。分列行進では、颯爽とした勇姿を拝見し、大変頼もしく心強く感じた。近年は、気象環境の変化を背景に、これまで類の見ない複雑かつ多様な災害が各地で発生するなど甚大な被害をもたらしている。被害から立ち上がろうとするたびに、再び大きな傷跡を残していく自然災害の残酷さに改めて自然の脅威を感じている。このような中で、消防活動の重要性はますます高まっており、様々な災害に立ち向かう消防団の姿は地域住民の安心であり大きな支えとなっていると思う。皆さまには、有事にあっては消防人としての不屈の精神を発揮し、平時においては常に防災意識の涵養に努め、かつ実効ある働きができるよう弛まぬ訓練と英知をあわせて困難に立ち向かってほしい。本年が災害や火災等もなく、市民の皆さまが平穏な毎日を過ごせる1年となることを祈念するとともに、消防団員の発展と活躍を祈る」などと式辞を述べました。
次に、長岐邦雄消防団長が「消防職員、消防団員の昼夜を問わず様々な災害現場において、勇敢かつ献身的な尽力に深く感謝とお礼を申し上げる。また、本日表彰を受ける皆さまにお祝いを申し上げる。この度の受章は長年の消防活動に尽力された賜物であり、今後の災害対応をするうえで、常備消防と行政との連携はますます重要となる。複雑多様化する各種災害に対応できるよう、さらなる知識と技術の向上に努めるようお願いする。市民が安全で安心して暮らせる北秋田市を目指して、団員同士が一致団結してこれまで以上に分団の団結力を深め、さらに結束力を向上させ、より力強い消防団をつくりあげるよう重ねてお願いする」などと訓示を述べました。
続いて、表彰状授与および伝達式では、防火・防災作文で最優秀賞に輝いた河田陽裟(はるさ)さん(鷹巣中学校2年)への表彰も行われ、その受賞した作文の朗読も行われました。
このあと、秋田県知事表彰の有功章7人、永年勤続功労章1人、永年勤続章(35年)3人、同(30年)18人、同(25年)16人、同(20年)23人、秋田県消防協会長表彰の功労章(30年)3人、勤続章(10年)36人、秋田県消防協会大館北秋田支部長表彰の支部功労章9人、優良火災予防組合表彰(自主防災組織)1組織(舟場自主防災会)、北秋田市長表彰の精勤章11人に表彰状が授与され、受章者を代表して第9分団の赤石俊幸副分団長が謝辞を述べました。
また、式典では、神部秀行秋田県副知事、北林丈正秋田県議会議長、佐藤光子秋田県議会議員、堀部 壽北秋田市議会議長の4人がそれぞれ来賓の祝辞を述べました。
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津谷市長などによる観閲 -
堂々と分列行進する消防団員 -
高校生消防クラブと園児たちも参加 -
消防車両の行進 -
分列行進後の報告 -
式典が行われた文化会館
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あいさつする津谷市長 -
訓示を述べる長岐団長 -
防火・防災作文で最優秀賞を受賞した河田さん -
作文を朗読する河田さん -
各表彰を受ける消防団員 -
団活動に尽力された団員の皆さんへの表彰式