2023年06月16日
コンテンツ番号15959
秋田出身社長企業と北秋田市が実証事業連携協定を締結
(2023年6月16日)
北秋田市とZero To Infinity株式会社、社会福祉法人県北報公会、一般社団法人たかのす福祉公社との「メンタル不調悪化兆候検知システムHaCHa(ハチャ)を活用した就労サポート実証事業連携協定に関する記者会見が、6月16日(金曜日)に市役所本庁舎で行われました。
このたびの協定は、障害者就労施設、支援施設等において、雇用者・利用者等に対しWebカメラを使って脈拍・自律神経の状態を検知したデータをAIが診断し、メンタル不調の悪化兆候を事前に把握することで、障がい者がメンタル不調・体調不良を抱えながらでも離職せずに働くためのサポートに資することを目的として、実証事業を実施するものです。
この日の記者会見で、津谷市長は「将来、北秋田市において障害者就労継続支援や一般就労を目指す方が、HaCHa(ハチャ)によって見える化された勤怠状況、自律神経のデータなどを就活の資料として活用することや、一般就労後にも継続的にHaCHa(ハチャ)を活用して安定的な就労につながるよう、製品に必要な情報やアウトプットデータを精査して本市における障害者就労現場のさらなる活性化を目指したい」などとあいさつ。
続いて、Zero To Infinity株式会社の佐藤奈都子代表は「障害を持っている方もいれば、障害と病気の間のグレーな状態で不安を抱えている方もいる。現場の支援員や利用者が、心配事がありながらも頑張って生きていこうと思ってもらえるよう、家族や周りの方々の支えと同じようにHaCHa(ハチャ)が1つの選択肢として役立ってほしい」などとあいさつを述べました。
メンタル不調悪化兆候検知システムHaCHa(ハチャ)を活用した実証実験は、6月16日(金曜日)から社会福祉法人県北報公会と一般社団法人たかのす福祉公社にて、利用者合計29人を対象に実施されます。
HaCHa(ハチャ)について
正式名称:Happy Challenge(ハッピーチャレンジ)
Webカメラに顔を映すことで脈拍・自律神経の状態を検知し、現在のメンタル状況を解析してお知らせします。また、メンタルが悪化する前兆や緊急を要する兆候が表れたとAIが判断した場合は、あらかじめ登録しているメールアドレスに通知を送りお知らせをしてくれます。そのため速やかにサポートにつながることが可能になります。
実証実験実施期間
令和5年6月16日(金曜日)から8月31日(木曜日)まで