2021年10月28日
コンテンツ番号13431
教育大綱の基本的方針の具現化に向けて
(2021年10月28日)
令和3年度の第2回「北秋田市総合教育会議」が、10月28日(木曜日)に市民ふれあいプラザで開催されました。
「総合教育会議」は、地方教育行政の組織および運営に関する法律に基づき、大綱の策定や、教育の条件整備など重点的に講ずるべき施策、児童・生徒等の生命・身体の保護等緊急の場合に講ずるべき措置など、市長と教育委員会が教育行政についての協議・調整を行う場として平成27年度に設置されています。
この日の会議には、津谷市長、佐藤教育長のほか、教育委員4人の出席となりました。
会議に先立ち、津谷市長が「伊勢堂岱遺跡は平成8年の現地保存以来、地域住民の皆さまをはじめ多くの皆さまのお力添えにより、7月27日に世界文化遺産の登録を果たすことができた。引き続き、遺跡の価値の保存や魅力のある活用を行って、日本国内のみならず、世界に向けて発信してまいりたいと考えており一層のご支援を賜りたい。本日は、第1回会議で決定した教育大綱の基本的な方針を具現化していくうえで大事な会議と考えており、委員の皆さまより忌憚のないご意見を賜りたい」などとあいさつを述べました。
続いて、佐藤教育長が「昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染症の関係により行事の中止や規模縮小などが強いられ、市民の皆さまにはご不便をおかけしている。この状況の中で感じたことは、文化祭や浜辺の歌音楽祭、チャレンジデーなどが中止となったが、一部の行事では形式を変更しての実施となっている。民俗芸能大会は無観客で実施し、演じた映像を市の公式サイトで発信したところ、多くの方が見てくれており演じた団体も喜んでいる。延期の事業は成人式や100キロチャレンジマラソンだが、今後の実施に向け万全を期してまいりたい。小中学校の行事も子どもたちのことを第一に考え、各校で創意工夫を凝らした方法で実施している。本日は、新型コロナウイルス感染症への対策も含めた方向性の意見もいただき、来年度の計画に反映できるよう検討してまいりたい」などとあいさつを述べました。
このあと、北秋田市教育大綱に基づく令和3年度主要施策の実施状況(上半期)について、基本方針と目標ごとに各担当から説明があり、質疑応答や意見交換が行われました。
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あいさつを述べる津谷市長 -
あいさつを述べる佐藤教育長