2021年10月15日
コンテンツ番号13404
消防車両の事故防止や火災の情報共有など連携と結束を図る
(2021年10月15日)
令和3年度秋田県消防長会(会長:秋田市消防本部消防長)の消防署長研修会が、10月15日(金曜日)に北秋田市民ふれあいプラザで開催されました。
県消防長会では、事業計画の中で、各消防本部が意見交換や情報共有をしながら業務の質の向上と連携強化を図ることなどを目的に、隔年で研修会を実施しています。
研修会に先立ち、県消防長会会長代理の長岐篤市北秋田市消防本部消防長が「地球温暖化が影響とされる異常気象が局地的、短時間、そして集中的に発生する特徴を持ち、今では全国のいつでもどこでも自然災害が発生する可能性があり、我々消防機関ではこうした災害に対する警戒心と万全な対応が求められています。平成7年の阪神淡路大震災を契機に創設されました緊急消防援助隊の出動は40回を超える実績となり、どこにでも起こり得る大規模災害に応援側としても、受援側としても、日ごろからの準備と県内消防本部の連携の確認の重要性を感じています。県内の13消防本部が一堂に会し情報交換をすることで、各消防本部のみならず、秋田県消防の今後の一層の結束を図る場として、また、様々な災害や社会情勢に対応する再考の場として、有意義な研修となれば幸いです」などと開催地としてあいさつを述べました。
研修会では同本部の中嶋忍消防次長が議長を務め、県内から消防署長20人が出席して「消防車両の事故防止対策」など協議したほか、各署長から事故防止の取り組み状況などの報告では、木村喜春消防署長が本市の状況を報告し情報の共有が図られました。
このあと、今年7月に秋田市で発生し、鎮火まで10日以上要した日本製紙秋田工場の大規模火災の状況について、秋田消防署長から情報提供がありました。
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開催市としてあいさつを述べる長岐消防長 -
研修会で議長を務める中嶋消防次長 -
本市の状況を報告する木村消防署長