2021年04月23日
コンテンツ番号12816
地域の農業生産力向上のために
(2021年4月23日)
北秋田市農業再生協議会の令和3年度通常総会が4月23日(金曜日)に市役所本庁舎で行われ、今年度の事業計画と予算が承認されました。
北秋田市農業再生協議会は、経営所得安定対策の推進およびこれを円滑に実施するための行政と農業者団体等の連携体制の構築、戦略作物の生産振興や地域農業の振興を目的とするほか、農地の利用集積、担い手の育成・確保等に資するため平成23年に設立されました。
開会にあたり、会長である津谷市長は「コロナ禍による外食需要の落ち込みや消費動向の変化が相まって、米価の大幅な下落が危惧される。そういった意味で令和3年度は地域の農業経営を左右する非常に重要な局面を迎えている。農業再生協議会としては、関係機関とさらに連携を深めながら、当地域の基幹産業である『農業』が力強く進んでいくように、取り組みを推進していく」などとあいさつしました。
そのあと事務局から令和2年度の事業、収支決算が報告されたほか、令和3年度の事業計画、収支予算が提案され、3項目の重点推進事項と新たに始まる「水田リノベーション事業」を含む4つの実施事業が承認されました。
重点推進事項と実施事業は下記のとおり。
重点推進事項
- 需要に応じた米生産の推進
- 地域の振興作物及び大豆・そば、用途限定米穀等の作付拡大推進
- 水田の有効活用の推進及び耕作放棄地防止に向けた取り組み
実施事業
- 経営所得安定対策等推進事業(国事業)
- 経営所得安定対策推進事業(市単独事業)
- 水田リノベーション事業(国事業)
- 上記の他、地域農業振興事業