2021年02月01日
コンテンツ番号12461
今年の結果は平年作以上の「豊作」
(2021年2月1日)
JA秋田たかのす青年部(岩谷政崇部長)による雪中稲刈りと作占いが、2月1日(月曜日)に大太鼓の館前で行われました。
雪中田植えは、その年の稲作を占う小正月行事として受け継がれており、雪田に植えた稲がたわわに実った稲穂のように傾いていれば「豊作」、直立していれば実の入らない「不稔」、倒れていれば風水害などによる「凶作」を意味すると言われています。
この日、1月15日(金曜日)に雪田に植えられた稲が、農業関係者らが見守るなか、田植え人を務めた亀山春樹さんが刈り手も務め、ひとつひとつ丁寧に刈り取られました。
刈り取られた稲はJA秋田たかのすの稲作部会長で青年部のOBである畠山喜久雄さん(68歳)によって見立てが行われ、植えられた16株のうち、実りの悪い不稔のものが2株、倒伏したものが5株、豊かな実りを示すしなり具合がよいものが9株で「豊作」とのお告げになりました。
畠山さんは「大豊作とまではいかないが、平年作以上で豊作。日照不足などには注意が必要であるが、今年は平年作以上になると思って頑張ってほしい」などと話しました。
刈り手の亀山さんは「豊作との結果になったが、苗や水の管理をしっかり行って、良い稲をつくりたいと思う」などと話しました。