2018年11月01日
コンテンツ番号3503
市街地循環バス実証運行などについて説明
(2018年11月1日)
津谷市長の記者会見が、11月1日(木)に市役所本庁舎で行われ、市街地循環バス実証運行や食育フェスタなどについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
1.市街地循環バス実証運行について
中心市街地における新たな公共交通需要や路線の妥当性などを調査するため、昨年6月から11月の期間で実施した市街地循環バスの実証運行を、今年は11月1日から平成31年3月31日までの期間で実施します。運行経路は、イオンタウン鷹巣を起点として、鷹巣地区の主要な商業施設、住宅団地、医療施設、駅や公共施設などを経由し、終点のイオンタウン鷹巣まで、1周約14.6キロメートル、48分程度のコースとなっています。
前回の実証運行を踏まえ、運行経路の変更および一方向での運行とし、どこから乗車しても商業施設まで行ける経路となっています。また、平日7便、土日祝日4便だった運行便数を平日8便、土日祝日5便と増便し、運賃は昨年と同額の大人1回160円としています。
運行期間中はアンケート調査をはじめ市民の皆さんからさまざまなご意見を聞かせてもらいながら、利用者ニーズや運行内容の不具合などを検証しながら、本格運行の実現が可能か検討していきたいと考えています。
2.平成30年度「食育フェスタ」の開催について
平成30年度「食育フェスタ」を、11月17日の午前9時30分より市民ふれあいプラザで開催します。
今年の食育フェスタは「食でつくるジュニアアスリートのからだ」と題して、東北女子大学教授で公認スポーツ栄養士の松本範子さんを講師にお招きし、特別講演会を予定しているほか、食育クイズや健康チェックコーナー、秋田北鷹高校家庭クラブによる地元食材を使用したレシピの紹介や試食コーナーなど充実した内容となっています。また、フェスタの冒頭には「5ゼロGO歯っぴーキッズ」「7520(ななごーにーまる)よい歯」の表彰式を行ないます。
食についての理解を深める機会として、また望ましい食習慣を身につけるきっかけづくりとして、多くの市民の皆さんに参加してもらいたいと考えています。
3.伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウムの開催について
ジュニアボランティアガイドの活動を報告する「伊勢堂岱遺跡ジュニアシンポジウム」を、11月4日の午前10時より市民ふれあいプラザで開催します。
ジュニアボランティアガイドの取り組みは4年目を迎えましたが、今年度は小学生から高校生まで40人が登録しており、5月の連休中と8月の夏休み期間中に遺跡のガイドを行っています。
今年7月には、伊勢堂岱遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産の国内推薦候補に決定しておりますが、ジュニアボランティアガイドよる活動報告や意見発表を通じて、改めて伊勢堂岱遺跡のすばらしさと、その歴史的価値を確認してもらい、市を挙げて世界文化遺産登録実現に向けた機運を一層盛り上げていきたいと考えていますので、ぜひ多くの皆さんに会場へ足を運んでほしいと考えています。
4.第13回浜辺の歌音楽祭の開催について
第13回浜辺の歌音楽祭を、11月3日の午前10時より北秋田市文化会館で開催します。
今年の記念演奏では、秋田市在住のピアニスト斎藤洋さんに成田為三先生が作曲した晩年のピアノ曲「浜辺の歌変奏曲」などの演奏していただく予定となっています。また、子どもから一般まで19団体、18演目を予定しており、午前の部は10持から午後の部は14持からとなっています。多くの皆さんに会場へ足を運んでもらい、文化・芸術の秋を満喫してほしいと考えています。
また、郷土が誇る偉大な作曲家、成田為三先生の音楽活動の歴史と業績にふれることができる浜辺の歌音楽館は、開館から30周年という節目の年を迎え、入館料を無料としておりますので、多くの皆さんの来館をお待ちしています。