2011年01月24日
コンテンツ番号9373
(2011.1.23)
〜第133回秋田県種苗交換会北秋田市協賛会総会〜
第133回秋田県種苗交換会北秋田市協賛会の総会が1月24日(月)、市交流センターで行われ、昨年10月30日から11月5日までの期間で開催された種苗交換会の総括をしました。
第133回秋田県種苗交換会は10月30日から11月5日までの7日間、当市を会場に開催された、期間中の来場者数71万1千人と、前回平成4年の鷹巣町で開催した時の61万2千人を大きく上回り、大盛況のうちに終えました。
北秋田市協賛会は、市及び農業関係団体、商工観光団体などで構成し、種苗交換会の開催・運営に必要な企画及び準備、関係機関・団体との連絡調整などを行うことを目的に昨年5月12日に発足。協賛会のホームページの立ち上げやキャッチフレーズの募集、ポスター作成、協賛金や広告依頼、農商工フェア・テナント募集、会場駐車場整備などを行いました。
はじめに、協賛会の会長である津谷市長が「北秋田市誕生5周年を迎え、記念すべき年に開催された秋田県種苗交換会は当初の目標を上回る71万1千人の参加で、期間中の悪天候にもかかわらず大きな賑わいをみせ、交換会を訪れた多くの方々からもたくさんの喜びの声が寄せられました。開催期間中は中心イベントである談話会を始め各種大会や協賛行事が行われ、幅広い観点から活発な意見交換がされ、期待どおり将来に向ける県農業、農村への振興につながる道筋ができたものと確信している。種苗交換会をとおして健全な食生活を支える農業の価値や正確な情報を消費者の方々にわかりやすく提供することで農業に対してり理解を深め、生産者との信頼関係を強めたいへん大きな収穫でもあった。また、地域農業の再生や農業振興に限らず商業工業とも交流を深めることができ地域の活性化への相乗効果は大きなものがあったと実感している。米価下落や米消費減少、国のTPP参加検討など農業を取り巻く環境は厳しい状況でありますが種苗交換会で得た数多くの成果、教訓を本市農業の活性化のための施策に反映させ、安心安全な食と農を守り追求していきたい」などとお礼のあいさつをしました。
このあと、事務局より経過報告や事業実績、収支決算が説明され、それぞれ承認されました。
事業実績では、北秋田市鷹巣体育館を主会場とした農産物の展示や地産地消展、市内脇神字高村岱の苗畑跡地を会場としたJA全農あきた展や農業機械化ショーや各種イベント等の開催状況を説明。事務局で試算で地域への経済効果については、4ないし5億円近くあったのではないかと報告しました。
収支決算については、53,142,924円の収入に対して支出が53,036,639円となり、余剰金は市の一般会計の雑入にすることを決めました。
最後の北秋田市協賛会の解散が議題となり、この総会をもって解散となりました。