2014年10月26日
コンテンツ番号6389
- 第6回東北チェンソーアート競技大会
- 根子フットパスvol.1
- 根子フットパスvol.2
- 秋田の詩祭2013
- 現代詩フェス引き継ぎセレモニー
- 走れ内陸線☆コトバ列車!!【構成詩】
- 第7回東北チェンソーアート競技大会
- 100日前カウントダウンイベント
- 旧浦田小学校清掃ワークショップ
- 阿仁合にカフェをつくろうワークショップ
- チェンソーアートフェスティバル
- 根子フットパス
- 現代詩フェスティバル「文芸祭現代詩大会」
現代詩フェスティバル「文芸祭現代詩大会」 受賞者紹介
10月26日(日)、現代詩フェスティバル「文芸祭現代詩大会」が文化会館を会場に開催されました。
当日の様子は こちら をご覧ください。
入賞者紹介
敬は省略させていただきます。
文部科学大臣賞
小学生の部 「しゅくだい」 秋田県 北秋田市立前田小学校 一年 若松 璃胡
中・高校生の部 「君といっしょに」 秋田県 北秋田市立鷹巣中学校三年 佐藤 嶺
一般の部 「手」 秋田県 鶴巻 大
国民文化祭実行委員会会長賞
小学生の部 「どじょう取り」 岩手県 奥州市立木細工小学校四年 菊池飛鳥
中・高校生の部 「一センチでも高く」 秋田県 北秋田市立森吉中学校二年 菅原亜子
一般の部 「ハタハタ」 秋田県 小松春美
秋田県知事賞
小学生の部 「はじめてのたうえ」 岩手県 奥州市立木細工小学校一年 菊池怜史
中・高校生の部 「永遠の一瞬」 秋田県 大館市立田代中学校二年 松坂祐太
一般の部 「犬と歩く」 岡山県 坂本 遊
第二十九回国民文化祭秋田県実行委員会会長賞
小学生の部 「おじいちゃんの旅」 秋田県 大館市立長木小学校六年 川田真穂
中・高校生の部 「自分を見つめて」 秋田県 大館市立第一中学校三年 桜庭凜花
一般の部 「指の記憶」 東京都 水嶋きょうこ
秋田県教育委員会教育長賞
小学生の部 「秋田のお米」 秋田県 大館市立東館小学校四年 杉沢歩美
中・高校生の部 「マフラー」 東京都 学校法人桜蔭中学校二年 小林真夕
一般の部 「シャツを洗う」 広島県 松本賀久子
北秋田市長賞
小学生の部 「なみだ」 栃木県 宇都宮市立中央小学校五年 水島知周
中・高校生の部 「睡魔」 秋田県 大館市立第一中学校三年 兎澤光一
一般の部 「分水嶺」 青森県 吉崎光一
第二十九回国民文化祭北秋田市実行員会会長賞
小学生の部 「ぴあにか」 秋田県 北秋田市立大阿仁小学校一年 伊藤颯汰
中・高校生の部 「Let's See...」 秋田県 大館市立南中学校三年 齊藤けい
一般の部 「ある助産師の伝言」 秋田県 岐阜県 後藤 順
日本現代詩人会会長賞
小学生の部 「りんごの木」 秋田県 大館市立桂城小学校二年 成田碧泉
中・高校生の部 「奏でる音と本音(こえ)」 秋田県 北秋田市立阿仁中学校二年 吉田早良
一般の部 「土」 秋田県 高橋 岺夫
日本詩人クラブ会長賞
小学生の部 「さか上がり」 秋田県 北秋田市立綴子小学校四年 畠山陸斗
中・高校生の部 「空に向かって」 秋田県 北秋田市立阿仁中学校三年 福森 樹
一般の部 「無常の点滅」 宮城県 菊田 郁
秋田県現代詩人協会会長賞
小学生の部 「じまんのかじや」 栃木県 北秋田市立前田小学校三年 西根若菜
中・高校生の部 「その先の海へ」 茨城県 茨城大学教育学部付属中学校三年 齊藤美桜
一般の部 「海風に」 福嶋県 深町一夫
北東北子どもの詩大賞委員会委員長賞
小学生の部 「おばあちゃんと熊」 秋田県 大館市立長木小学校六年 北林流夏
詩の国あきた詩人賞
小学生の部 「山博士」 秋田県 北秋田市立鷹巣西小学校五年 成田風花
中・高校生の部 「春、夏、秋、冬。」 兵庫県 神戸市立六甲アイランド高等学校一年 山下琴音
一般の部 「太郎湯の煙突」 東京都 野上 卓
その他の事業レポートについては、下記のリンクをクリックしてご覧ください。
事業レポート
「根子フットパス」が開催されました。
第29回国民文化祭・あきた2014 北秋田市主催事業 内陸線アート事業のひとつ 「根子フットパス」 が10月5日(日)と19日(日)に開催され、44名の参加者の皆さんが秋の澄んだ空気を吸いながらイキイキとフットパスを楽しみました。
参加者は1班2班に分かれてそれぞれガイドさんに付いていただき、根子集落内へ。
集落へ向かうには長さ600メートル程ある細いトンネルをくぐります。話し声や足音がトンネル内に反響し、なんとも不思議な空間。
トンネルを抜けると、日本の里100選にも選ばれたという山里の素晴らしい景色が迎えてくれました。
参加者の皆さんは出くわす風景1つ1つに感動を覚え、目をキラキラさせながらガイドさんの話に耳を傾けていました。
マタギ文化や、ここに暮らす人々について、また集落の昔の様子など、多岐にわたってお話しいただき、参加者は時より質問を投げかけたりしながら、ゆったりと集落内を散策しました。
その後は根子児童館へ。館内には国の重要無形民族文化財の根子番楽の衣装や、昔マタギが実際に身につけていた服や道具、当時の写真などが展示されていて、一層 昔のイメージを膨らませながら説明を聞くことができました。
その後、婦人会の方々が準備してくれたおにぎりと豚汁を昼食にいただきました。
他にもテーブルには人参、大根、胡瓜、苦瓜など色とりどりの“がっこ”が並び、どれも美味しく、参加者の中には作り方を婦人会の方に聞いてみたりと、食を通じて話の和が広がりました。
児童館の入口やテーブルには、きれいなお花が飾られていたり、栗やほおずきがメッセージ付きで置いてあったりと、婦人会の皆さんのささやかなおもてなしに心がほっこり。
昼食を終えて、今度はいよいよ根子番楽伝承館へ。
根子番楽が見たくて今回のフットパスに参加された方も多く、露払いからはじまり、鞍馬、尊我兄弟、鐘巻などが演じられ、真剣にカメラを構える方や、お囃子に併せて体を動かす方など、皆さんとても楽しまれている様子でした。
その後は、マタギが信仰する山の神様が祀られている根子山神社や、築120年以上の古民家を改装した二又荘などを見学しながら再びトンネルを目指しました。
トンネル入口横には展望台へと続く道があり、そこを登ると更に集落を一望することができます。
やわらかな光が差し込む集落を眺めながら、まるで夢でも見ているような幸せな気持ちで集落を後にしました。
色づく山々に囲まれながら帰りの列車を待つ時間は、フットパスで心身ほぐれたせいか自然と会話も弾み、皆さんそれぞれに心に残るものがあるようでした。
この日やって来た内陸線は鷹巣方面は国民文化祭 内陸線アート事業において角館高等学校2年美術コースの生徒が、秋田公立美術大学の指導のもとデザインしたラッピング列車、角館方面は秋を象徴する紅葉の列車でした。
皆さんとびきりの笑顔で手を振りながら内陸線に乗って家路につきました。
ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました!!
「チェンソーアートフェスティバル」が開催されました。
第29回国民文化祭・あきた2014 北秋田市主催事業 チェンソーアートフェスティバルが10月10日~13日の4日間に渡り、北欧の杜公園にて開催されました。連日、天気にも恵まれ、チェンソーアートの公開制作はもちろん、木のアート展や各種体験イベントなどたくさんの来場者の皆様に木に親しんでいただく良い機会となりました。
大会のメインとなる公開制作では、国内外で活躍する6人のカーバーが迫力あるチェンソーのサウンドと共に、今回は高さ約4メートル、直径約80センチの大きな杉の丸太を華麗なテクニックで削りあげ、見物客を魅了していました。
木に親しむ体験型イベントでは、間伐材を利用した木の赤とんぼ制作や、どんぐりストラップなどの木工手作り体験など、子供から年配の方まで たくさんの参加者で賑わいました。
地元小学生や来場者の方に制作していただいた木の赤とんぼ全部で500基は、公園内の大きな広場をキャンパスに飾られ、展望台から眺める大きな赤とんぼの群れは、紅葉する木々の間をかき分けながら森吉山に向かって飛んでいく様でした。
木の素晴らしさや木材活用について知り、チェンソーアートの普及と認知向上につなげようと開催されたチェンソーアート体験教室では、地元高校生を始め、初めてチェンソーアートを体験する方々が1つ1つ指導を受けながら、真剣にチェンソーを握り取り組んでいました。
最終日には仕上がった動物や鳥、人間などが彫られたダイナミックな作品全6体がずらりと並びました。
完成した作品は、北欧の杜公園、秋田北鷹高校、北秋田市民病院、生涯交流施設、伊勢堂岱遺跡、阿仁前田駅の6箇所に展示される予定で、カーバーの皆さんはそれぞれ展示会場をイメージしながら制作を行いました。
カーバーの皆様、おつかれ様でした!!そして感動をありがとうございました!!
500体の大地に舞う赤とんぼと、6人のカーバー達が彫り上げた作品は、10月いっぱい北欧の杜公園センターハウス前の駐車場に展示されています。
阿仁合にカフェをつくろうワークショップ
8月1日(金)、阿仁ふるさと文化センターにて、デンマークを拠点に活動している建築家 加藤比呂史さんを講師にお迎えして、「阿仁合にカフェをつくろうワークショップ」が開催されました。これは国民文化祭の開催に併せて、文化センター隣の小屋を地域住民のみんなでアイディアをもちより リノベーションして、会期中の休憩場所だけでなく、ゆくゆくは地域に根付く場所にしようという試みです。
まず始めに、加藤さんから これまでのプロジェクトの写真を見せていただきながら、事例を紹介していただきました。
その後、阿仁合のカフェをどのような場所にしたいのか、それぞれが案を書き出しました。
「気軽に立ち寄れる」「アート教室がある」「16時以降もお茶が飲める」「おばあちゃんの家のような安心感」「いたずら書きができる」「昼寝ができる」「子供を遊ばせながらお茶が飲める」などなど、自由に案を出し、それをカテゴリ別に分け、みんなでイメージをわかせました。
近日、フェイスブックページが立ち上げられ、そこで今後の意見交換などが行われます。
みんなのアイディアがこれからどのように具現化していくのか楽しみです。
こちらのページでも随時、進捗を紹介させていただければと思います!
前列左から2番目が加藤比呂史さん。
後列右から2人目、3人目がサポートスタッフの吉田さん、墨田さん。
内陸線アートではボランティアスタッフを募集しています。
プロジェクトに興味がある!何か力になりたい!北秋田を盛り上げたい!
そんな方はぜひ、ご連絡ください。
ボランティア応募について詳しくはこちら
走れ内陸線☆コトバ列車!! ~内陸線の景色とお話してみよう~
6月8日に開催された、現代詩プレ詩作の旅 「走れ内陸線☆コトバ列車!!」 (鷹巣~角館) 参加者29名の創作から、作者本人が抜粋した一行をつないだ構成詩を紹介します。
いつも、ふみ切りでひっかかってイラっとする内陸線に乗る。
長い長い二線譜に小さな言葉をたくさん乗せて。
鳥たちの見るせかいはどんなかんじに見えるかな。
あの山を越えて
車窓をこえて
内陸線の中で詩ができる
日曜日にでんしゃにのることができてうれしかった。
内陸線にゆられながら予想外に楽しくできた。
鳥たちの見るせかいはどんなかんじに見えるかな。
わたしたち自然に守られている気がする
わたしたちは木に育てられている。
目に刺さるような碧で、
クマのエリアからトンネルをいくつも抜けて
深い森を抜けて この土を踏んだ
今日はじめてぶけやしきを見ました。
映画の世界のような街
入り口はひくくなっていた
角館は昔・自然・文化がないと、角館じゃないよ!
杉の葉の便所に、小便するにんげんの音
はなうたでも歌いたい気分だわ
シダレザクラのはっぱから小さなちょうが飛びだした
かくのだてっていいな
自分の足で地に根をはり、冬の寒さにも逆風にも負けない大樹
折りたたまれた時間を拡げるように
Aさんの大きな額がうかんだ
緑の葉陰が私を包みこむ
鉄路は資本主義と少子高齢社会が支えている
いつも、ふみ切りでひっかかってイラっとする内陸線に乗る。
長い長い二線譜に小さな言葉をたくさん乗せて。
短い言葉を交わし、少し背のびをする。
むりに話さなくても
笑顔きらめく宝箱
私の心がちゃんと吊りあえたのは、あなたが向こうを支えてくれたから
(構成〝ポエ・とれアテンダント〟 Powerd By 北の詩手紙)
「魚座造船所」いよいよ始動!旧浦田小学校清掃ワークショップ
第29回国民文化祭・あきた2014 内陸線アートの作品展示会場の一つとして、旧浦田小学校を活用し、アーティスト日比野克彦さんと地域住民が巨大な木造船を作るプロジェクト「魚座造船所」を行うため、7月26日(土)、清掃ワークショップを開催しました。浦田、桂瀬自治会の方々の協力のもと、グランドの草刈り、校内の清掃を行い、本番に向けて準備を行いました。厳しい暑さの中、皆さん汗だくになりながらの作業でした。
また、この日は同じく日比野克彦氏のプロジェクトである「明後日朝顔 旧浦田小学校~苗の植え替えワークショップ」も開催し、約40本の植え替えを行いました。午前中いっぱいで作業は終了し、その後はみんなで昼食を食べながら、これから始まるプロジェクトに向けて仲間意識を高めました。
閉校してから活用されることがなかった旧浦田小学校でしたが、今回、「魚座造船所」をはじめ、家具職人によるワークショップや作品展示のほか、休憩所としての利用も予定されています。
プロジェクトの成功に向け、これから益々団結していきましょう!
みなさん、よろしくお願いいたします!!
こちらのプロジェクトを始め、内陸線アートではボランティアスタッフを募集しています。
プロジェクトに興味がある!何か力になりたい!北秋田を盛り上げたい!
そんな方はぜひ、ご連絡ください。
ボランティア応募について詳しくはこちら
~第7回東北チェンソーアート競技大会~
6月14日(土)、15日(日)の2日間にわたり、秋田県立「北欧の杜公園」にて第7回東北チェンソーアート競技大会が開催されました。
初日は雨の中での開催となりましたが、雨にも負けず、カーバー達は大きな秋田杉の丸太をチェンソーで豪快かつ繊細に刻み上げ、オープンクラスは2日間、ビギナークラスは1日かけて作品を作り上げました。
また、第29回国民文化祭チェンソーアートフェスティバル開催記念イベントとして、一般の来場者にも楽しめる「親子木工体験コーナー」が設けられ、木工クラフト、丸太切り、どんぐりストラップづくりなどを楽しみました。
今秋、国民文化祭で行われるチェンソーアートフェスティバル(10月10日~13日)では、チェンソーアートの公開制作、木工体験はもちろん、講師の指導のもと実際にチェンソーアートを体験したり、公園をキャンバスにアートを作る「赤とんぼ大作戦」なども予定しております。
皆さまのご来場をお待ちしております。
プレ詩作の旅「走れ内陸線☆コトバ列車!!」―現代詩フェスティバル―
6月8日(日)、内陸線のお座敷列車に乗ってプレ詩作の旅「走れ内陸線☆コトバ列車!!」が開催されました。
当日は天気もよく、絶好の詩作の旅日和。総勢34名の参加で、市内外から多数参加していただきました。
内陸線の車内ではコトバのワークショップをしたり、車内からのすばらしい景色を見たりと、皆さん楽しんでおられるようでした。そして、帰りの車内では各自感じたことをもとに詩を創り、皆さんで発表しました。
参加した方からは、「みんなの素敵な詩が聞けてよかった。」や「いろんな人に会って、景色をみて、すごくよい旅でした。」といった、ありがたい感想をいただきました。
本番は、10月25日(土)に開催する「北の風土・詩作の旅」、10月26日(日)文芸祭現代詩大会です。
文芸祭現代詩大会は、伝統芸能と朗読のコラボレーションや、あゆかわのぼる氏と伊奈かっぺい氏の対談など内容が満載です。
「現代詩フェスティバル」に参加してみてはいかがでしょうか。皆さんの参加をお待ちしております!!
現代詩フェス 笛吹市から北秋田市へ引き継ぐ
10月27日、山梨件笛吹市にて開催された国民文化祭・現代詩の祭典に津谷市長が出席し、現地の市長から引き継ぎ書を受け取りました。津谷市長は市をPRするとともに、来年北秋田市で開く現代詩フェスティバルに向けて「笛吹市のイベントに負けないよう北秋田市も頑張っていきたい」と決意を述べました。
プレイベント「秋田の詩祭2013」が開催されました
10月20日、第29回国民文化祭のプレイベント「秋田の詩祭2013-詩表現を楽しむつどい」が北秋田市交流センターにて開催されました。来年の本祭に向けて、より多くの人に現代詩の楽しさを知ってもらおうと開催し、詩を愛好する人など約60名が参加。詩の朗読などで現代詩と触れ合いました。
開会行事に引き続き、ステージでは鷹巣西小学校の児童による祇園太鼓の演奏や、女性合唱団る・それいゆの合唱、三澤由美子さんの独唱が披露され、その後、現代詩協会の福司満さん(藤里町)、八代レイさん(秋田市)、袴田美帆乃さん(能代高)の3名が詩の朗読を披露しました。センターロビーには、秋田市を中心とした現代詩協会の会員の方々による詩の展示がされ、中には絵や写真、書との組み合わせ作品もあり、休憩時間など見入る人も。
詩人で農学博士の田代卓さん(大潟村)による「2年間暮らしたブータン」と題しての講演も行われ、自然や文化、植生、動物などをスライドを使って紹介し、会場を盛り上げました。
プレイベント「根子フットパスvol.2」が開催されました
10月13日(日)、先週に引き続きプレイベント「根子フットパス」が開催されました。1週間前と比べ気候も大分秋めいて、朝は時折雨がぱらつく中でのスタートでしたが、まもなくすると日差しが差込み、澄み渡った秋空が広がりました。31名の参加者は根子の歴史に触れながら終始ゆったりと散策を楽しんでいました。
トンネルが出来る前の旧道の話やマタギの話、昔の集落の様子など、ガイドさんの説明に皆さん耳を傾けながら、目の前に広がる景色を眺め、それぞれに想いを巡らせている様子でした。
午前中の散策を終えて、根子児童館にてお待ちかねの昼食。婦人会の方々による新米のおにぎり、きのこ汁、クロモジ茶、そして色とりどりの漬物が並び、皆でテーブルを囲みながら美味しくいただきました。
その後、伝承館にてマタギ太鼓の演奏、国の重要無形民俗文化財指定の根子番楽を鑑賞しました。参加者の中にはこの番楽を見たくて参加された方も少なくありません。今回は「露払い」「鞍馬」「尊我兄弟」「鐘巻」の4演目を披露していただきました。
その後、伝承館の裏にある大きな栗の木へ向かい、栗拾いを楽しみました。時間を忘れる程夢中になって袋いっぱいの栗を抱えられている方もいらっしゃいました。
ゆったりと流れる時間。。。
集落の中央に位置する旧西根商店では、レジデンスアーティストによる写真展と茶房が開かれ、写真を眺めながら美味しいぜんざいとお抹茶をいただくことができました。
来た時より帰りの方が皆さん笑顔でとても爽快な表情をされているような気がしました。改めて、ご参加いただいた皆様、そしておもてなしの心で迎え入れてくれた集落の皆様、本当にありがとうございました!!今回参加できなかった方も、来年はぜひ!本祭ではさらに多くの方に北秋田の魅力を感じていただけるよう、私たち実行委員会も努めて参ります!
プレイベント「根子フットパスvol.1」が開催されました
10月6日(日)、第29回国民文化祭プレイベント「根子フットパス」が開催されました。県内外から60名の方が参加し、笑内駅から集落に続くトンネルを抜け、案内人の説明に耳を傾けながら、原風景とも言える根子集落内の散策を楽しみました。
お昼ご飯は根子児童館にて婦人会の方々の心のこもったおにぎり、きのこ汁、漬物、クロモジ茶でお腹を満たし、その後は伝承館にて国重要無形民俗文化財の根子番楽公演を楽しみました。初めて番楽を観る方もたくさん居て、皆さん勇壮な舞いに魅了されている様子でした。
今回の根子フットパス参加記念品として、参加者の皆さんにスタッフお手製の根子番楽バッチをプレゼント。午後の自由時間では、旧西根商店にてレジデンスアーティストによる写真の展示を見たり、茶房で甘酒を飲みながらおしゃべりを楽しんだり、皆さん集落での時間をゆったりと過ごされていました。
心配されていた天気にも恵まれ、滞りなく開催することができました。ご参加いただいた皆様、迎え入れてくださった集落の皆様、本当にありがとうございました!来年の本祭は今回の皆さんのお声を活かし、更に充実した内容で開催できればと思います。今回に引き続き、10月13日(日) にも2回目の根子フットパスが控えています(詳細は下の記事をご覧ください)。皆様のご参加、お待ちしております!
29回国民文化祭チェンソーアートフェスティバル開催記念
第6回東北チェンソーアート競技大会が開催されました
6月29日(土)、30日(日)の2日間にわたり、第29回国民文化祭チェンソーアートフェスティバル開催記念『第6回東北チェンソーアート競技大会』が北欧の杜公園にて開催されました。全国各地から集まったカーバー、「オープンクラス」18名、「ビギナークラス」3名のみなさんが、木屑を豪快に吹き上げながら、繊細な彫刻を刻み上げました。
第29回国民文化祭チェンソーアートフェスティバル開催記念事業として開催した「木のアート展 ~北の大地に舞う赤とんぼ大作戦~」では、広い北欧の杜公園の芝生に来場者の皆さんが制作した木の赤とんぼ50帯が飾られました。
手作り赤とんぼの連ねる列は、まるで森吉山へと続いていくように見えました。来年に控えた『第29回国民文化祭・あきた2014チェンソーアートフェスティバル~北の大地で!! 触れて体験 木のぬくもりを~』では、市内の小学生及び来場者のみなさんで制作した木の赤とんぼが、なんと500匹飾られます!
一体どんな景色が待っているのでしょうか。その他にも、チェンソーアートの公開制作・展示はもちろん、木に親しむ体験型のイベントや木の実を使ったストラップ・リース作りなど、家族総出で楽しめるプログラムが予定されています。どうぞご期待ください!