2005年07月09日
コンテンツ番号4990
〜第14回たかのす米代川花火大会〜
秋田県内では最も早い時期に開催される恒例の「第14回たかのす米代川花火大会(鷹巣町観光協会主催)」が7月9日(土)、市内の米代川河川敷を会場に開催されました。
会場には、開場の午後4時過ぎから浴衣姿の家族連れなど県内外から約2万5千万人が訪れ、次々と繰り出される光のショーに大歓声を上げました。 今年の大会は、北秋田市の誕生記念として行われ、打ち上げられた花火は昨年より3千発多い8千発とこれまでの最大規模。
プログラムは2部構成で、午後7時に開会セレモニーが行われた後、同9時30分頃まで、「スターマイン」や割物花火、ナイアガラなどが夜空を彩りました。
会場を沸かせたのが大型花火の一尺玉。上空300メートルほどで半径150メートルもの大輪を咲かせると大きなどよめきがおこりました。このほか、宝石の輝きを表現したものや、パンダ、ハートの形に開く花火なども見物客を楽しませました。
2部の始めに花を添えたのが、高野尻万灯火会の協力による「マトビ」の演出。高野尻地区では毎年春彼岸に先祖供養としてマトビを行っており、幻想的な雰囲気が花火大会に合うことなどから、自治会の会員らがボランティアで全面協力、今年で4回目になるものです。
今回は先頭の鉄道機関車が動き出すと、その後ろに「未来の夢 共にてをつなごう」との火文字が徐々に浮かび上がるというもの。同時に上がった花火と合わせ、メルヘンチックな炎の演出に会場は大きな拍手を送っていました。
今年の花火大会は、好天が予想されたことなどから遠方から訪れた見物客も多く、およそ1000台は収容可能な会場内の駐車場もほぼ満杯状態。岩手や青森など県外ナンバーも目立っていました。