2005年05月28日
コンテンツ番号4855
美しい郷土づくりに新たな誓い
第56回秋田県植樹祭〜あきた北空港ふれあい緑地
標語「植えようよ 大地に緑 天 たかく」をメインテーマとした第56回秋田県植樹祭が5月28日、あきた北空港「ふれあい緑地広場」を会場に開催され、県知事ほか関係者らによって記念植樹が行われたほか、緑化推進などに功績のあった学校・団体が表彰され、森林づくりや緑の保全による豊かな郷土づくりへの誓いがなされました。
同植樹祭は、豊かな水と緑の創造及び環境保全などの意識を高めることを目的に毎年開催されているもので、第1回目は雄勝郡稲川町で昭和25年に行われています。旧町時代を含めると、北秋田市ではこれまで、昭和33年の旧鷹巣町(中央公園)、48年の旧合川町(山枡沢)、55年の旧森吉町(浦田字高淵地内)と計3回開催されています。
朝から好天に恵まれたこの日、会場となった空港周辺ふれあい緑地には、午前10時からの開会を前に県及び東北森林管理局の関係者、森林組合など県内林業団体や緑化推進団体の関係者、市内外の小中学校の児童・生徒ら、多くの関係者が続々参集、はじめに、記念碑の除幕式と記念植樹が行われました。
記念碑が設置された場所は、緑地広場でも最も位置が高い展望台の南側。多くの関係者らが見守る中、寺田秋田県知事や岸部陞北秋田市長、県選出国会議員など12名が除幕式に臨みました。
この12名の一番内側には、植樹祭のテーマとなった標語の応募者・藤嶋駿輔君(鷹巣中学校2年)と植樹祭ポスターデザインに入賞した原画の応募者・小笠原英莉さん(鷹巣中学校3年)が並び、全員でかけ声とともにロープを引くと、標語が記された記念碑が五月晴れの下に現れ、大きな拍手が沸き起こりました。
続いて、展望台を中心とした一帯に関係者・参加者が分散、一般市民らも参加し、ツツジやモミジ、サルスベリ、イタヤカエデ、アジサイなど23種、1100本の樹木が植栽されました。また、寺田秋田県知事、岸部市長も、鷹巣南中学校の生徒と一緒に記念碑のすぐ横でサルスベリを植樹、植え終わった後は、生徒らと一緒に記念撮影に応じていました。(→記念式典のようすはこちら)
(2005.5.28)