2006年12月04日
コンテンツ番号4816
人気音楽番組「熱血オヤジバトル」に出場〜スプリング★フォー
本市で活動するアマチュアバンド「スプリング★フォー」がこのほど、NHK福岡放送局主催の人気番組「第10回熱血!オヤジバトル」に出場することが決まり、同グループの代表でドラムスを担当する落合秀春さん(56、綴子字掛泥)が4日、市役所を訪れ、岸部市長に出場決定を報告しました。
番組は、1960年代、70年代のビートルズ、ベンチャーズに代表される“空前 の音楽ブーム”に青春時代をすごした中高年を対象とした、公開番組形式の音楽コンテストとして平成9年、同放送局の企画でスタートしました。同世代のバンドの間では、“中高年バンドの甲子園”とも言われ、全国から応募されたテープ審査を勝ち抜いた40代以上の“オヤジ”バンドの熱いステージが繰り広げられます。
同グループは、リーダーの落合さんのほか、リードギターの畠山敏光さん(52)=大館市、ベースの畠山幸信さん(48)=綴子字高野尻、サイドギターとボーカルを担当する小坂進さん(47)=栄字林岱、キーボードの小坂哲さん(24)=同、の5人編制のバンド。6年前の平成12年、鷹巣東小学校のPTAの仲間4人で結成、“春に出会った4人”がそのままバンド名にもなりました。

今年の秋、開催された「橋田ペッカー正人&ドラムサークル〜今夜はノリノリ」公演で客演したスプリング★フォーのステージ(10月8日、市文化会館)
音楽を通して明るい地域社会づくりに貢献をと、身近な演奏活動を心がけ、演奏曲目もポップスから演歌、民謡までカバー。「田んぼでジルバ」「万灯火(まとび)」「北国‥めぐり愛」など地域色豊かなオリジナル曲も20曲以上。これらの楽曲を収録したCDも7枚製作、当初は親戚の結婚式の披露宴だったステージも、いまや県民会館をはじめ各地の文化会館などに立つまでになっています。
また、交通安全啓発ソング「北秋田交通安全音頭」や全県版の「ふるさと秋田交通安全音頭」などを発表するなどジャンルにこだわらない親しみやすい音楽活動で、今では全県から声がかかるほどの人気グループになっています。
今回の「オヤジバトル」には、全国から233組が応募、同グループは、書類やDVDでの第一次審査の結果、応募4回目にして10組が出場する夢の舞台への出場権を勝ち取りました。今月8日に行われる本選では、秋田弁のラップも入れた“中高年の応援ソング”「だんだん・どんどん」で臨みます。
落合代表は、「これまで、東北3県からもまだ選ばれたことがない夢の舞台。その舞台を目指して活動してきただけに、出場しただけでも満足。しかし本選では、地域のみなさんの顔を思いだしながら演奏し、グランプリを目指したい。また、ステージでは『スギッチ』のバッジを付けて、国体のPRも」と抱負。
また岸部市長は、出場決定を祝福しながら、「出場は市民にも刺激。これが励みになって、市内のバンド活動が盛んになってほしい。本選ではグランプリをめざしてがんばって」と激励しました。
番組の収録会場は、福岡市の福岡サンパレスホール。番組は収録後、NHK総合とBS2で放送される予定です※。
※その後決定した放映時間は次の通りです
▽総合テレビ 2月4日(日) 午後4:30〜午後6:00
▽衛星第2 2月10日(土) 午後3:30〜午後5:00
(2006.12.4)