2006年12月26日
コンテンツ番号4792
〜第59回全日本フェンシング選手権大会(第62回国民体育大会フェンシング競技リハーサル大会)〜
第59回全日本フェンシング選手権大会が12月22日〜25日までの4日間、合川体育館を会場に開催されました。
同大会は、来年10月5日〜9日に合川体育館で行われる、平成19年秋田わか杉国体フェンシング競技のリハーサル大会として、選手、監督、役員など全国から約500人が参加し、市民ボランティアや関係スタッフなどの協力を得て行われました。
開会式では、日本フェンシング協会の山本耕司名誉副会長が「来年行われる秋田わか杉国体のリハーサルを兼ねて、全日本選手権大会が合川体育館で行われることを大変喜ばしく思います。旧合川町という所は、我々フェンシング界では常に合川高校。合川高校出身の選手は強い選手が多く、数多くの大会で良い成績を収め注目されています。そして、この合川体育館は国体に向けて改築され、フェンシング競技をするにはとても良い体育館だと感じられます。選手の皆さんは、十分に力を発揮して良い成績を収めるようがんばってください」とあいさつ。
つづいて、開催地を代表して岸部市長が「伝統と権威のある全日本フェンシング選手権大会が当地北秋田市合川体育館で開催されることを、心から歓迎します。この大会によって、来年の国体に向けてノウハウを学ぶことができ大変ありがたいことです。そして、出場される選手の皆さんは、日頃の技を十分に発揮され、この地で良い思い出を作れますようがんばってください」と歓迎のあいさつ。
出場選手を代表して、秋田クラブの成田絢子(ひろこ)選手(25、北秋田市李岱出身)が「正々堂々と競技することを誓います」と選手宣誓、第1日目の男女個人エペ個人を皮切りに熱戦を繰り広げました。
最終日の閉会式では、日本フェンシング協会の山本耕司名誉副会長が「4日間にわたる熱戦、大変ご苦労さまでした。息詰まるような試合がいくつも見られました。そして、会場は工夫が凝らされていて、団体戦のチーム表示が四方から見えるようになっていたのは、今までに無い試みで、大変見やすく良い環境でした。選手が伸び伸びと試合をできたのは、秋田県そして北秋田市の皆さんのおかげです。ありがとうございました」とお礼を述べました。
続いて、佐藤助役が「心配していた天候にも恵まれ、それぞれ関係者の皆さんが、一致協力をしながら大会の成功に向けて努力された結果から無事終えることができました。来年の10月には、ここ合川体育館で国体フェンシング競技が開催されます。来年の国体では、今回の大会で学んだことを多いに活かし、より良い大会にできるようがんばりたい。そして、市民一丸となって全国の皆さんを歓迎したい」とあいさつしました。
今回の大会では、多くのボランティアの皆さんが活躍してくれました。合川中学校の皆さんは表彰式関係、合川高校の皆さんは試合会場関係、市民ボランティアの皆さんは駐車場や食堂、案内業務、環境整備などを担当していただき、皆さんに支えられた大会でした。
大会結果
男子エペ個人戦
1位 坂本圭右(茨城クラブ)/2位 野口隼人(自衛隊体校)/3位 伊藤祐樹(朝日大学)/3位 福田佑輔(警視庁)
男子エペ団体戦
1位 警視庁/2位 香川クラブ/3位 中央大学/4位 立命館大学
女子エペ個人戦
1位 前田友紀(スケルマT)/2位 池端志津香(京都クラブ)/3位 中野希望(日体大)/3位 青木美奈(京都クラブ) ▽女子エペ団体戦 1位 日体大/2位 京都クラブ/3位 大分クラブ/4位 岡山クラブ
男子フルーレ個人戦
1位 福田佑輔(警視庁)/2位 市川恭也(和歌山クラブ)/3位 千田健太(中央大学)/3位 斉藤大輔(法政大学)/8位 齋藤有(秋田クラブ)
男子フルーレ団体戦
1位 警視庁/2位 法政大学/3位 千葉クラブ/4位 京都クラブ
女子フルーレ個人戦
1位 川西真紀(香川クラブ)/2位 菅原智恵子(宮城クラブ)/3位 巻下陽子(秋田クラブ)/3位 池端花奈恵(京都クラブ)
女子フルーレ団体戦
1位 埼玉クラブ/2位 京都クラブ/3位 大分クラブ/4位 香川クラブ
男子サーブル個人戦
1位 小川聡(日田市役所)/2位 長良将司(岐阜クラブ)/3位 渡部達郎(日田市役所)/3位 下田正毅(警視庁)
男子サーブル団体戦
1位 警視庁/2位 日田市役所/3位 岐阜クラブ/4位 中央大学
女子サーブル個人戦
1位 久枝円(大阪市信金)/2位 中山セイラ(大垣共立銀)/3位 吹原麻美(中京大学)/3位 熊谷美香(日体大)
女子サーブル団体戦
1位 大阪市信金/2位 中京大学/3位 日体大/4位 大分クラブ
(2006.12.26)