2006年10月04日
コンテンツ番号4743
全国植樹祭 市実行委員会設立総会
平成20年春に県立北欧の杜公園で開催される第59回全国植樹祭に向けて市実行委員会の設立総会が10月4日、交流センターで行われ、市内各種団体の代表者ら約60人が参加し、成功に向けて地域一丸となった取り組みを推進することを確認しました。
同植樹祭は「手をつなごう森と水とわたしたち」をテーマに、20年5月下旬から6月上旬の日曜に開催される予定で、天皇皇后両陛下をお迎えし、記念式典と植樹を行い、約1万2千人以上が参加する国土緑化運動の中心的な全国行事です。
本県での開催は、昭和43年の田沢湖町以来40年ぶり2度目。植樹祭の会場地には北秋田市の他、鹿角市(黒森山自然公園・大湯環状列石周辺)、由利本荘市(南由利原高原)の3市が立候補。本市では、昨年7月21日に岸部市長と清水修智・前市議会議長が寺田秋田県知事を尋ね要望書を提出するなど誘致活動を展開、11月、(社)国土緑化推進機構の理事会で北欧の杜公園が正式決定されたものです。
同公園が選ばれた主な理由は、新たな造成をせずに会場が確保できる。また、既存施設を有効に利用することで、全国植樹祭の趣旨に則った行事が実施できる。他の候補地に比べて経費の節減が可能。過去の行幸啓などの地域的なバランスから、優先度が高い、というものでした。
植樹祭の実施内容として、記念式典では天皇皇后両陛下をお迎えして、緑化功労者表彰、大会宣言を行い、植樹行事では、基本理念(豊かな水と緑の創造と未来への継承)、天皇皇后両陛下のお手植え、お手播きや招待者・一般市民らにより記念植樹を行う予定となっています。
岸部市長は「本市で植樹祭を開催できるのは、先人が守り育ててきた自然環境のおかげ。全国に市の魅力を発信するいい機会。市民一丸となった取り組みで成功させたい」と述べました。