2005年11月09日
コンテンツ番号5168
国土緑化推進機構
平成20年に本県で開催が予定されている緑の祭典「第59回全国植樹祭」の会場地として9日、県立北欧の杜公園が正式決定しました。
これは、植樹祭を主催する(社)国土緑化推進機構(東京都)の田中正則顧問(大館市出身)が、8日の現地視察を踏まえ、寺田県知事に伝えたもので、本県では、昭和43年の田沢湖町での全国植樹祭以来40年ぶりの開催になります。
全国植樹祭は、戦後の荒廃した国土の復興をめざして昭和25年に始まり、天皇皇后両陛下によるお手植えや全国各地からの参加者による記念植樹等を通じて、国民の森林に対する愛情を培うことを目的として毎年開催されているもので、今年は6月5日、茨城県潮来市で行われました。
北欧の杜が会場地として正式に決まった背景には、樹木の伐採や地形の変形に伴う新たな造成の必要がないこと、式典会場、植樹会場、駐車場が確保できる広大な敷地を有すること、また全国から訪れる植樹祭関係者およそ2千人の宿泊施設を確保できることなどがメリットとして上げられています。
正式決定を受けて岸部市長は、「このたびの決定は北秋田市民にとって大きな喜び。全国植樹祭の開催は、自然との調和をまちづくりのテーマとして掲げる北秋田市を全国に発信する絶好の機会となる。今後は、平成20年の開催と成功に向けて鋭意取り組んで参りたい」とコメントを発表しました。
(2005.11.9)