2006年05月16日
コンテンツ番号4493
〜まとび学園の子どもたちが山菜取りを体験〜
山村留学まとび学園(園長・三澤仁北秋田市教育長)の子どもたちによる山菜採り体験が5月15日、同学園の周辺で行われました。まとび学園は、あじさい公園として知られている翠雲(すいうん)公園に隣接し、周囲を山野に囲まれ、様々な山菜が自生しているなど自然環境に恵まれています。
山菜採りは、何を主に採るかを班ごとに決めて行われましたが、たくさんの種類がある山菜を、子どもたちは次々と見つけ、最後は山のようにたくさんの山菜が採れました。
山菜は、シオデ(ソデコ)、コシアブラの芽、モミジガサ(シドケ)、ヨブシマソウ(ボンナ)、ササダケ、タラの芽、ワサビ、ゼンマイ、イタドリ(サセドリ)、ワラビ、ウド、草ソテツ(コゴミ)、ミヤマイラクサ(アイコ)、ウワバミソウ(ミズ)の14種類が採れました(→一覧)。
採れた山菜は、お昼に天ぷらやおひたしにして食べ、採れたての山の恵みに皆さん満足そうでした。特に人気があったのは、草ソテツ(コゴミ)の天ぷら。子どもたちは、「すごくおいしい」とたくさん食べていました。
今回の山菜採りには学園生の家族も参加し、4月から家族と離れ山村留学生活を送っている子どもたちと再会。家族の皆さんは、「好き嫌いの激しい子がこの1ヵ月で何でも食べるようになったようだ」「規則正しい生活を送っているようで成長が感じられる」などと感想を述べられ、わずか1ヵ月間での子どもたちの心と体の成長に驚いていました。
(2006.5.16)