2008年08月29日
コンテンツ番号2380
機構改革での集中管理方式にご理解を
阿仁地区の移動行政懇話会が、8月29日、阿仁ふるさと文化センターで開かれ、機構改革や阿仁スキー場の継続などについて意見が交わされました。
懇話会には阿仁地区の市民20名ほどが出席。岸部市長のあいさつの後、市の担当者から平成21年度の機構改革の概要について、ふるさと納税について、家庭用火災報知器の設置についてそれぞれ説明があり、意見交換が行われました。
意見交換の主な内容は次のとおりです。
意見・要望とそれについての回答
森吉山観光の拠点は阿仁地区。阿仁支所に観光課を配置し観光行政の充実を。
森吉山観光に重点を置き四季美館に案内窓口を設置している。限られた職員で効率的に対応するために集中管理方式としたので理解いただきたい。
職員の半減によってサービスの低下が懸念される。責任をもって対応できる職員の配置を。
センター長には課長級の配置を予定している。総合窓口業務に適切に対応できるよう職員の研修を実施する。公平な行政サービスに努める。
森吉支所に建設部と産業部を置くとしているが、森吉支所は駅から遠く高齢者にとっては不便。内陸線の駅前にある支所に配置できないか。
全市の事業に対応するために地理的に中心に位置する森吉支所に集中することとした。問題に応じてすぐ現場へ出かけられるよう不安のない仕組みを考えている。
阿仁庁舎の活用を。
機構上は総合窓口とする。活用を検討中だが、アイデアも提供いただきたい。
阿仁病院の内科、外科、歯科医師を継続確保いただきたい。
確保に努めたいが、医師の意識も多様化している。総合病院になっても地域医療として診療体制を維持したい。
高度医療に対応できる医師の確保を。
医師の配置も含めて指定管理者に委託することになるが、全国的に医師の確保が課題であり、地元出身の医師の紹介など情報を提供いただきたい。
新設される市民病院は内陸線の駅から不便。シャトルバスの運行を。
大野台駅からのバス路線を考えている。大型店への路線についても秋北バスに要請する。
湯口内スキー場の圧雪車の車庫建築を。
松森スキー場の利用が多いようなので地元とも相談して検討したい。
国体アーチェリー会場跡地の管理を。
跡地の活用についてまだ妙案がない。アイデアの提供をお願いしたい。
阿仁体育館にステージを設置いただきたい。
検討したい
100kマラソンの参加者にふるさと納税や内陸線のPR資料を送付しては。
北秋田振興局で送付することにしている。
阿仁体育館の備品の管理を徹底いただきたい。
現在阿仁公民館で管理を担当しているが、備品の貸与の管理等について徹底する。
森吉スポーツセンターの運動器具の一部を貸与いただきたい。
検討したい
市に対する要望は、行政協力員を通して出さなければならないか。
自治会長を通して出していただいても受け付け可能。
合併浄化槽の負担はどうなるか。
今年度、審議会で市全体の整備方法を見直し整備基本構想を策定することにしている。10戸以上の加入で補助対象になるので加入促進に協力いただきたい。
笑内の火災のときサイレンが鳴らなかったが理由があるのか。
火災発生時通報が錯綜し確認のためサイレンを鳴らす機を逸した。
森吉山の通年観光維持のために阿仁ゴンドラを冬期間も運営いただきたい。
冬期間の利用見込み等から運営収支はかなり厳しいが県にも支援を要請している。ウィンターリゾーツ社が夏山、紅葉シーズンの運行を再開されるよう期待したい。
小中学生の内陸線利用はどうなっているか。
相談はしているがまだ具体的に決定していない。
※参考→鷹巣地区での移動行政懇話会