2008年06月18日
コンテンツ番号2015
北秋田市議会6月定例会が開会
(2008.6.18)
平成20年北秋田市議会6月定例会が6月18日、開会しました。第1日目は会期を7月3日までの16日間と決め上程された議案等の審議が始まりました。
議案説明に先立ち、4月に異動になった職員が紹介されたあと、全国市議会議長会から永年勤続として表彰された議員に対して議長から表彰状が伝達されました。在職15年以上として吉岡 興議員、花田隆一議員が、在職10年以上として庄司憲三郎議員、佐藤吉次郎議員、泉一雄議員がそれぞれ表彰されました。
この日は、会期を決めた後、20年度一般会計補正予算などの専決処分承認案件、20年度一般会計・特別会計予算案、条例等の議案及び報告合せて24議案が上程されましたが、20年度の一般会計補正予算(補正第3号)については、歳入歳出にそれぞれ4億2,759万4千円を追加し、予算の総額を209億1,478万4千円とするものですが、人事異動にともなう人件費の調整ほか、病院事業費として北秋田市上小阿仁村病院組合への負担金2億3,187万4千円などが計上されています。
市当局からの予算議案の説明に対しての大綱質疑には、延べ6名の議員から質問が出されました。主なものは、合川診療所への赤字補填はいつまで続けられるか火災警報器の普及に協力した婦人消防隊等に対する助成の考えはないか公立米内沢病院への負担金について市民プールの指定管理と利用の見通しについて宅地造成にかかる資産評価について森吉山乗合いタクシーへの補助金廃止について。
市当局は、新病院の建設にあわせ運営体制を検討していきたい婦人消防隊に対しては別に補助しており、今回は協力いただいた自治会に対する助成なので理解いただきたい今後19年度の不良債務分の負担金が発生する委託することによって赤字が縮小される。専門業者のノウハウによって利用増が期待できる19年度に鑑定評価してもらっているタクシー業者から独自の運行に努めたいとの意向があった―などと答弁しました。
また、条例制定関連の議案に対しては、市民プールの指定管理について、なぜ年度途中の指定か、現在の職員の処遇はどうなるのかなどの質問が出され、当局は利用状況を見て指定管理者に委託すべきと判断した。職員は継続して雇用されるなどと答弁しました。
提案された議案(23件)、報告案件(1件)、請願・陳情案件(7件)は各常任委員会に付託されました。 このあと秋田内陸縦貫鉄道存続特別委員会の原田醇一委員長から委員会の中間報告のあと、生活路線としてまた地域の活力を生み出すためにも内陸線の存続を強く要望すると訴える「秋田内陸縦貫鉄道存続に関する決議」が提案され、全会一致で決議し、関係機関に要望書を提出することとしました。(→決議案全文)
19日以降今週中は議案審査等の日程となっており、本会議・一般質問は来週26日と27日に行われることとなっています。