2010年09月29日
コンテンツ番号6592
鷹巣南中学校学校田稲刈り
鷹巣南中学校(渡邊一夫校長、生徒数145人)の学校田で9月29日(水)、秋晴れのもと、収穫を迎えて全校生徒が稲刈りに汗を流しました。
9月10日頃から始まった市内の稲刈りが盛んに行われていますが、鷹巣南中学校の学校田(19.1a)でも収穫を迎えました。同校では、5月31日に生徒たちやPTAの学校田指導員といっしょに田植えを行っています。
稲刈り作業の前の開始式では、はじめに渡辺校長が「今年は非常に暑い夏でどうなるかと思いましたが、台風も幸い被害がなかった。皆さんは小学校の時も行っていますが、一つの行事をこなすことでなく、この地域の基幹産業である農業、主食でもある米がどうやってできるか、食べ物になるか考えなければならない。今日収穫する米は来月の南中祭のカレーとして地域のみなさんに提供することになります。気持ちを込めて一生懸命刈ってほしい」とあいさつ。
続いて生徒会副会長の長崎竜也さん(3年)が「今日は稲刈りのお手伝いに来てくださり、またいつも学校田の管理をしてくださりありがとうございました。去年は小さな稲などが落とされたままとなっていたので、今日は米一粒一粒を大切にして稲刈りをしましょう」と述べ、全員で指導員の皆さんに「今日1日ご指導よろしくお願いします」とあいさつしました。
続いて、指導員の紹介が行われ、畠山美民指導部長が「稲は切れなくても指を切らないよう気をつけて作業してください。今日は例年と違って稲を束ねてもらいます」と作業上の注意と束ね方を説明した後、生徒たちはさっそく水田に入り、稲刈り作業を行いました。
今年の作柄は、昨年より良いということで、期待を込めながら頭を垂れた稲を、協力しながらひと株ずつカマで刈り取っては束ねていました。
(2010.9.29)