2010年08月28日
コンテンツ番号6046
第39回鷹巣高校強歩大会
(2010.8.28-29)
第39回鷹巣高校強歩大会(星野滋校長、生徒数332人)が8月28日夜から29日早朝にかけて、市内を周回するコース行われ、生徒たちは自身の体力の限界に挑戦しました。
同校の強歩大会は、自己の体力の限界に挑戦し、苦しさに耐え抜く心と身体を鍛えるとともに、集団行動のあり方を学ぶために行われているもので、今年で39回目の開催となります。平成23年3月に市内4高校が統合し、秋田北鷹高校となるため、今回が最後の大会となります。
今年のコースは、同校から北欧の杜公園〜米内沢地区〜合川地区を経由し、同校に戻る29.3キロメートル。米内沢JAガソリンスタンド前と合川JAガソリンスタンド前、大野台工業団地の扶桑工業前に関門が設けられています。また、コース沿い86か所に観察ポイントでは、職員やPTA会員らが生徒の安全を見守ります。
開会式で星野校長は「高校生が深夜に長い距離を走るこのような競技は、全国的には実施できなくなっており、実施しているのもわずかの高校となっている。これまで続けてこれたのも、地域の方々の理解があってこそ、今年も実施できることを感謝してほしい。一生懸命頑張る。仲間と協力し、助け合う。責任を果たす。この3つを守ってほしい。特に責任を果たすということは、完歩をすることだけではなく。協力していただいてる方々に笑顔で接するとともに、事故のないよう一人ひとりが安全に気を配ることを心掛けてほしい。すべての参加者が完歩を目指して頑張ってほしい」などと生徒を激励しました。
全員で校歌斉唱のあと、生徒を代表し、三浦雄大・生徒会長が「感謝の心を忘れずに、完歩することを誓います」と力強く宣誓しました。
午後10時に、号砲とともに女子がスタート。午後10時30分には、男子がスタートしました。生徒たちは「いくぞー」「頑張ろうね」などと励まし合い、元気に勢いよくスタートしました。各関門では、PTA会員らが飲み物や果物、おにぎりなどを用意して、生徒たちをサポート。関門に到着した生徒たちは、水分などを補給しながら「頑張って」「もう少し」などと激励を受けて、元気を取り戻していました。またコースの沿道にも、深夜にもかかわらず、たくさんの市民が懐中電灯などで道路を照らし、「頑張れ」などと声をかけて、生徒たちを激励してました。生徒たちは、走り続けて自身の体力に挑戦したり、友だちと一緒に体力に合わせた速度でゴールを目指すなどそれぞれのペースで完歩を目指しました。