2011年07月03日
コンテンツ番号3983
日頃の成果を披露し、交流を深める
(2011.7.3)
第5回合川地区文化交流会及び第23回合川芸文祭が7月3日(日)、合川農村環境改善センターで開催され、日頃の練習の成果が披露されるなど参加者が文化を通じて交流を深めました。
合川地区文化交流会は、地域に伝承されている民俗芸能の文化交流の場「合川地区文化交流会」を通して、「伝統伝承の意識の高揚」と「明るく住みよい郷土の活性化」目指した地区公民館活動の振興を図ることを目的として開催されているもので、今年で5回目を向かえます。
午前10時30分から始まった開会式では、はじめに佐藤光子・北秋田市芸術文化協会合川支部長が、「東日本大震災ではたくさんの方々が犠牲になりました。毎日の当たりまえの生活ができることがどれだけ幸せか改めて考えさせられました。今日は日頃の練習の成果を披露させていただき、皆さんに楽しんでいただきたいと思います。最後までゆっくりとご観覧ください」などと主催者を代表してあいさつ。
来賓として、工藤正則教育次長が「今日は一日、健康で、明るい笑顔で楽しくすごしていただきたい」などと祝辞を述べ、市内の伝承されている民俗芸能が披露されました。
はじめに、森吉地区の火まつり太鼓(戸沢彰夫代表)の演奏が行われ、「森吉山麓七夕火まつり」の雰囲気が感じられるような迫力ある太鼓演奏に観客席からは大きな拍手が送られました。
次ぎに今年で27年目を迎えるリズムダンスサークル(高杉春枝代表)は、子どもから大人まで出演者が地域を元気にしたいと創作ダンスを披露。客席のみなさんが華麗なダンスパフォーマンスを楽しみました。
交流会の最後の綴子上町獅子踊り保存会(高橋忠俊代表)による獅子踊りでは、ステージせましと、雄雌の親獅子の子獅子探しの所作が演じられ、満員になった会場の観客を魅了しました。
午後から行われた合川芸文祭では、演示部門で、舞踊、コーラス、民謡、吹奏楽など12団体の学習成果が披露され、日々鍛練された出演者らの熱演に観客席からは大きな拍手が送られました。
また、展示部門には陶芸、華道、俳句などの作品が会場に展示され、訪れた人たちはじっくりと鑑賞していました。