2011年05月12日
コンテンツ番号3894
「交通安全のしおり」で安全運転を呼びかける
合川南小学校(寺田博明校長・児童33人)の交通安全推進隊の街頭活動が、春の全国交通安全運動期間中の5月12日(木)早朝、鷹巣川井堂川線(県道24号線)摩当交差点付近で行われ、ドライバーに安全運転を呼びかけました。
同校の交通安全推進隊は、昭和52年から、街頭指導に意欲的に取り組み、地域の方々に交通安全を呼びかけるとともに、児童の交通安全に対する意識を高めることを目的に活動が行われています。
街頭活動では、はじめに阿仁部交通安全協会合川支部南部の三浦雅善事務局長が「交通事故は事故にあった人も起こした人も悲しい思いをします。そういう人が一人でも少なくなるよう皆さんの交通安全に対する気持でがんばって下さい」とあいさつ。
続いて、北秋田警察署合川交番の近富雄所長が、車に注意しながら行うよう説明し、街頭活動が始まりました。
警察官や交通指導隊が自動車を誘導し、黄色のベレー帽と制服に身を包んだ推進隊が、停車した車のドライバーに全校児童がメッセージを書き込んで作った「交通安全のしおり」などを配布し、「今日もお仕事頑張って下さい。安全運転をお願いします。いってらっしゃい」と元気な声で交通安全を呼びかけました。
街頭活動が終わり、交通安全推進隊を代表して成田有彩花さん(6年)が、「私たち南小学校児童は、交通安全に対する意識を高め、この地域から交通事故が起こらないようにするため、地域の人たちに呼びかけたいと思います。これからもご協力をお願いします」と参加者の皆さんにお礼を述べました。
春の全国交通安全運動は、「子どもと高齢者の交通事故防止」を運動の基本とし、自転車の安全利用の推進、全ての座席のチャイルドシートの正しい着用の徹底、飲酒運転の根絶を重点目標とし、普及啓発活動が5月11日(水)から20日(金)まで行われます。また5月20日(金)は「交通事故死ゼロを目指す日」です。一人ひとりが交通安全ついて考え、行動し、悲惨な交通死亡事故をなくしていきましょう。