2011年03月25日
コンテンツ番号3806
2011年大会の開催などを協議
2010北緯40°秋田内陸リゾートカップ100キロチャレンジマラソン大会(松田光朗大会会長)の総会が3月25日(金)、市内のホテルで開かれ、2010年第20回記念大会の報告と2011年大会の開催に向け事業計画などを確認しました。
同大会は1989年、秋田内陸縦貫鉄道(秋田内陸線、延長94.2キロ)の全線開通を記念して始まりました。第1回大会は1都8県68人の参加でしたが、回を重ねるごとに全国に知られるようになり、1993年の第5回大会で参加者1000人、2005年の第17回大会では1500人を越えるなど年々参加者が増えています。2006年、2007年は財政上の事情などから中止となりました。昨年の第20回記念大会には、100キロの部(角館〜鷹巣)に1,370人(男子1,147人、女子223人)、50キロの部(阿仁比立内〜鷹巣)に352人(男子252人、女子100人)が参加。ランナーは、沿道の住民の大きな声援を受けながら角館から鷹巣までの内陸路を走り抜けました。
総会は、大会事務局ほか、仙北市の角館・田沢湖、西木、北秋田市の4地区と上小阿仁村から地域代表、事務局代表など約20人が出席して行われました。はじめに清水俊一・大会副会長が東北地方太平洋沖地震で被害にあわれたみなさんにご冥福とお見舞いを申し上げ、「昨年の大会は1,722人の参加を得て、第20回大会にふさわしい大会になったと思います。これもボランティアのみなさんをはじめ沿線の市町村、県、たくさんの企業の応援でできたことにお礼申し上げます。今年度も昨年同様の大会規模になると思いますが、みなさんの力により盛会に開催されることをお願いします」などとあいさつ。
来賓として三澤教育長が「昨年は20回という大きな節目の大会。我が国でも規模、参加者やボランティアでも一番大きな大会ではないかと自負している。私自身はゴールで疲れきって走ってくるランナーにご苦労様とことばを述べるしかできないが、ランナーの満足感、笑顔や涙をみて感動をいただいている。このすばらしい大会が、この地の秋の風物詩になっています。これも関係者、ボランティアの力強い支援によるものと思います。来年度もすばらしい大会になるようお願いします」などとあいさつしました。
議事では、第20回記念大会の事業報告、決算報告、監査報告を承認。事業報告では、100キロ、50キロに1都1道2府30県から合わせて1,722人が参加し、ボランティア約2,000人に支えられ成功裏に終了したことと記念大会ということで永年の協力者などに感謝状や功労賞を贈ったことなどが報告されました。
2011大会については、この度の大震災により先行きがまったく見えない中で始まるが秋田内陸部住民の温かで思いやりのある優しさを全面に出し、豊かな自然等を売り出しながら地域活性化の一助となる大会にしようと事業計画や収支予算案が提案され承認されました。役員改選では大会会長に西木地区実行委員長のの大牧徳二郎さんが選ばれました。
2011大会は、9月25日(日)に開催されます。参加申込の受付は4月1日(金)から。詳細については、大会事務局までお問い合わせください。
100キロチャレンジマラソン大会事務局
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(2011.3.25)