2011年03月31日
コンテンツ番号3798
退職者の長年の労をねぎらう
津谷市長が退職者にお礼とお別れのことば(3月31日、市役所)
平成22年度北秋田市職員退職辞令交付式が3月31日(木)、北秋田市役所で行われ、津谷市長らが退職者に退職辞令を交付するとともに、感謝状と記念品を贈り労をねぎらいました。
今年度の退職者は市長部局13人(昨年比△2人)、教育委員会部局3人(同+1人)、消防本部5人(同+4人)の計21人。 市役所3階の会議室で行われた交付式では、はじめに津谷市長、藤島孝雄消防長、加賀隆寛教育委員長がそれぞれ退職者一人一人に辞令と感謝状および花束を手わたしました。
この後、津谷市長が退職者を前に「みなさんには長い間、北秋田市の発展のため、地域住民の安全・安心、福祉の向上さらには地域の教育に充実のため一生懸命ご努力をいただきましたことに、心から敬意と感謝を申し上げます。合併前の4町時代から公務員として日々様々な努力重ね、合併後も多様化する住民ニーズの対応や様々な災害、事業の一つ一つを献身的に行っていただきました。みなさんといっしょにすごした2年間を忘れることなく、みなさんと仕事をできたことを誇りと思います。この後、退職されても北秋田市職員であったという自覚を持っていただきながら先輩職員として後輩や私どもに、そして北秋田市発展のために限りないご尽力とご協力をお願いいたします。どうかこれまでの経験を活かされ、健康には十分気をつけていただきたい」などとお礼とお別れの言葉を述べました。
続いて、退職者を代表し藤島孝雄消防長が、「私の39年の消防人生を振り返ると、山あり谷あり、時には荒波もありましたが、多くの先輩、同僚、後輩のみなさんから、事あるごとに励まされ、支えていただきながら無事に務めることができ、住民の生命と財産を守るという任務を自分なりに務めさせていただきました。今日を迎えることは皆様方のお陰と感謝しています。11日に発生した東日本大震災では、犠牲者の捜索などがまだまだ続いている中で、被災地、被災者の現状を見ると心が痛み、全国の仲間が応援に駆けつけ活動している姿に後ろ髪を引かれる思いでいっぱいです。北秋田市として被災地、被災者の支援はもとより、現在で抱えている多くの課題、新しい事業に向け全職員が一丸となって魅力をあるまちづくりをしていただきたい。退職後一市民として地域や北秋田市の発展のために微力ながら協力したい」などと謝辞を述べました。
退職者はこの後、贈られた花束を抱えて玄関先に向かい、職員らに拍手で見送られながら市庁舎を後にしました。
退職者一人一人に感謝状と花束が贈られる
退職者を代表し藤島消防長が謝辞を述べる
市職員のみなさんが退職者を見送り
(2011.3.31)