2012年09月15日
コンテンツ番号2209
節目を祝い更なる発展を誓う
(2012.9.15)
鷹巣阿仁青年会議所(虻川敬理事長、会員19人)の創立25周年記念式典が9月15日(土)、北秋田市文化会館で開かれ、会員やOB、関係者など約110人が出席し節目を祝いました。
鷹巣阿仁青年会議所は、「明るい豊かな社会づくり」を目的に、北秋田市と上小阿仁村に居住又は勤務する20歳から40歳までの会員で構成されており、地域の発展のため、地元に根ざした運動を行い青年としての役割を考えながら活動している団体です。 上部団体は、公益社団法人日本青年会議所(JCI、Junior Chamber International Japan)。
はじめに、オープニングアトラクションとして、国の重要無形文化財に指定されている郷土芸能「根子番楽」の曽我兄弟が披露され、つづいて、同会議所25周年記念事業「ぼくわたしの内陸線号」の発表並びに表彰式が行われました。
この記念事業は、北秋田市、上小阿仁村の小学生1479人を対象に内陸線のデザインを募集し、色鉛筆やクレヨン、絵の具などで塗られた内陸線のペーパークラフト1083点が出展されたものです。6月22日に中央公民館で行われた選考会では、小学校1年から6年まで各1人ずつの最優秀賞をはじめ、市長賞や村長賞、教育長賞などの各賞が選ばれており、今日の記念式典の前に作品の発表と表彰式が行われたものです。表彰式では、秋田内陸縦貫鉄道の酒井一郎社長から、最優秀賞を受賞した6人の小学生のうち、出席した4人に賞状と記念品が贈られました。
式典では、国歌斉唱、JCソング斉唱、JCIクリード並びにJCIミッション唱和、JC宣言文朗読並びに綱領唱和、来賓やOB、来訪JCメンバー紹介のあと、虻川理事長が「当青年会議所も25周年とういう節目の年を迎え、これも地域自治体、関係団体、そして市民の皆様からのご理解ご協力があったからこそと感謝しています。そして何より、長きに渡り、この地区の明るい豊かな社会のためにご尽力された先輩諸兄の熱い思いが、鷹巣阿仁青年会議所の礎となり、様々な活動が展開、継続されていることに感謝しています。私たちが住むこの地域は、すばらしいものがたくさんあります。しかし、それぞれひとつひとつでは、なかなか良い結果を見いだせていないのが現状ではないでしょか。星座のように、地域の輝けるもの素敵なものもが線で結び合うように、横と横の手をつなぎ、地域が一丸となって何事にも取り組んでいく姿勢が必要だと思います。輝きを線で結ぶ、その線をより太いものにしていく、そうして未来にタスキを渡していくことが、今できる確かな一歩ではないかと思います。掛け替えのない愛するこの地域が、明るく豊かな社会になるよう、会員一丸となって青年会議所活動に取り組んでいくことを誓います」などと誓いのあいさつ。
つづいて、来賓の津谷永光市長、日本青年会議所東北地区協議会の植松悟会長、同会議所東北地区秋田ブロック協議会の久米川和行会長が祝辞を述べ、このうち津谷市長は「鷹巣阿仁青年会議所の歴代理事長様をはじめ、会員の皆様は、地域の将来を担う若く優秀なリーダーとして、様々な研さんを重ねながら自己を高め、明るい地域社会の構築を目指して、熱意を持って時代に則した活動を展開してこられました。JC宣言に基づいた自立性と公共性の協和による活動は活発であり、現在では、ノスタルジックカーフェスタin北欧の杜やフローラルフェスタにおけるわんぱくマラソン大会の主催のほか、東日本大震災の被災地支援に向けた取り組みや秋田内陸縦貫鉄道の存続にも尽力されるなど、その若い感覚を活かした様々な地域活性化策を提案、実践されていることに深く敬意を表します。25周年という記念すべき節目を迎えられた鷹巣阿仁青年会議所が、更に発展されることを祈念します」などと祝辞。
スポンサーJCで大館青年会議所の木村治理事長のあいさつのあと、鷹巣阿仁青年会議所の歴代理事長への感謝状贈呈が行われ、2007年の大森光信氏、2008年の松尾卓氏、2009年の黒瀧隆謙氏、2010年の松橋史尚氏、2011年の村上史一氏の5個人に贈られ、代表して大森氏が虻川理事長より感謝状を受け取りました。
このあと、会場を市交流センターに移して感謝会が行われ、式典に参加した秋田県内の各青年会議所のメンバーらと節目を祝い、交流を深めていました。