2012年08月06日
コンテンツ番号2175
台湾へトップセールスに
津谷市長の定例記者会見が8月6日(月)、市役所で開かれ、台湾航空会社及び旅行エージェントへの訪問や第29回国民文化祭北秋田市実行委員会の設立などについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
台湾の航空会社及び旅行エージェントへの訪問について
明日、8月7日から10日にかけて、台湾の各航空会社や旅行エージェントを訪問することとなりました。
これは、昨年同様、佐竹秋田県知事からの要請を受けて、仙北市長とともに大館能代空港へのチャーター便はもとより、秋田県第2の空港として十和田八幡平や角館、世界遺産の白神山地への観光の窓口としてのPRやそれぞれの特産品の売り込みを行うために訪問するものです。
知事との各航空会社訪問では、東日本大震災前のようなチャーター便の復活を目指して、当市が有する森吉山をはじめとする観光資源の積極的な売り込みを行ってくることにしていますし、市独自のセールス活動としても、旅行会社を個別に訪問してPRを行うことで、戻りつつある外国からの観光客のさらなる誘致を図り、台湾からの観光ルートに組み込んでもらえるような宣伝を行っていきたいと考えています。
第29回国民文化祭北秋田市実行委員会の設立について
平成26年に秋田県で開催されます第29回国民文化祭につきましては、去る7月12日に秋田県実行委員会が設立され、その取り組みが始まっているところですが、当市においても今月20日に「第29回国民文化祭北秋田市実行委員会」が設立されることとなりました。
北秋田市の主催事業といたしましては、名称は仮称でありますが、「内陸線アート」「チェーンソーアートフェスティバル」「現代詩大会」の3つの事業を行うこととしており、設立される実行委員会の下にそれぞれの事業の企画委員会を設置する予定です。
市といたしましても、各分野のご協力を頂きながら、これまで培ってきた地域に根差した個性あふれる伝統文化と北秋田独自の魅力を全国に発信する絶好の機会として、また、参加者全てが主人公として、交流の輪を広げ、持続的な地域の賑わいを創り上げることができるようなイベントとしていきたいと考えています。
本庁舎駐車場の開放について
この度、市役所本庁舎前の来庁者用の駐車スペースを拡大し、鷹巣神社祭典のありました先月24日からの運用を始めています。
これまでは、庁舎に向かって右側部分を公用車専用のスペースとしていたことから、来庁者用の駐車場が約30台分と少なく、市民からもその改善が求められていましたが、旧北秋中央病院の職員専用駐車場のスペースを市職員駐車場に割り当て、公用車の駐車スペースを庁舎裏側にすることによって、これまでの倍の約60台分のスペースを確保したものです。
今後も使い勝手がさらに良くなるように検討するとともに、来庁される方々の利便性の向上に努めていきたいと考えています。
大阪国際空港就航都市サミットについて
今月29日と30日に、大阪府豊中市において「大阪国際空港就航都市サミット」が開催されます。
これは、現在休航中の大館能代空港と三沢空港を含む、大阪国際空港(伊丹空港)に就航する全国31空港の所在地の自治体が一堂に会して、就航都市間同士の交流のあり方を話し合い、例えば防災や文化芸術・スポーツや産業振興をはじめとする様々な分野での交流促進を通じた相互の地域力の活性化と発展に向けたきっかけとするものであり、市からは、虻川副市長と担当職員が出席する予定となっています。
あの東日本大震災での災害対応の中で、日本海側にある大館能代空港が秋田県第2の空港として、復旧活動の中におけるその存在感を大いに高めたところです。
大館能代空港利用促進協議会でも大阪便の復活に向けて取り組んでいるところですが、空港所在地の自治体として、防災面はもとより北東北地域への観光の窓口として、また産業振興の面からも、現在休止状態となっている大阪便が就航することによるメリットを大いにPRすることで、相互交流につながる機会にしていきたいと考えています。
その他
とれたて村夏祭りについて
8月25日から26日にかけて、板橋区ハッピーロード大山商店街とれたて村において、「第2回大山ふるさと夏まつり〜ご当地グルメ大集合〜」が開催されます。
今回は、出店市町村のご当地グルメを一同に集めたイベントとなっており、市からも虻川副市長が出席し、比内地鶏の鉄板焼きを中心に市の特産品を売り込むことにしています。
各種イベントについて
明日7日の「第26回森吉山麓たなばた火まつり」を皮切りに、14日の「第32回合川ふるさと祭り・第41回合川まと火」、「北秋田市鷹巣盆踊り大会」、15日の「北秋田市成人式」、16日の「阿仁の花火と灯篭流し」と夏のイベントが各地区で行われます。ぜひとも、たくさんの方々にご参加頂きたいと思っています。
また、今月21日からは、各地区において移動行政懇話会が開催されます。市民の皆様の声をお伺いする1年に一度の機会ですので、ぜひとも多数のご参加を頂きますよう、記者の皆様にもPRをよろしくお願いします。
主な質疑応答
駐車スペースは何台から何台に増えたのか。
これまでは、公用車も停めていたので、市民の方々が停められるスペースが30台分しかなかった。狭い感じがする駐車場で、女性や免許をとって間もない人には、停めづらいといった声が聞こえていたし、議会からも早く解決してほしいとの声があった。30台分の公用車を後ろへおき、来庁者用に60台分を確保した。