2012年05月20日
コンテンツ番号1762
子どもの誕生を祝いあじさいを植樹
第37回誕生の森記念植樹が5月20日(日)、三木田の翠雲公園(すいうん)で開かれ、子どもの誕生を祝い家族らがあじさいを植樹しました。
誕生の森記念植樹は、昭和51年から合川地区で行われており、子どもの健やかな成長などを願い毎年記念植樹しています。第1回目の記念植樹は、大野台ハイランドで行われ、65家族が参加してツツジを植樹したのが始まりでした。記念植樹は、大野台ハイランドのほか、えぞ館公園や県立北欧の杜公園にモミジやツツジなどを植えてきましたが、近年は翠雲公園にあじさいを植樹しています。
今年は、平成23年4月2日〜24年4月1日までに合川地区で生まれた子ども29人(男子16人、女子13人)のうち、21人子どもの家族ら約70人が参加し、あじさいの苗を植樹しました。
開会式で、関源一合川公民館長は「今年は天候に恵まれて誕生記念植樹を迎えられたことをうれしく思います。今年もあじさいを植えていただきますが、植えたときは小さい苗ですが、早ければ来年花をつけるものもあると思います。それは皆さんの植え方次第ですので、心を込めて大事に植えてください。また、今回植樹しただけではなく、どうかこの後も子どもさんと翠雲公園に足を運んでいただき、あじさいを大事に見守ってほしい。子どもは私たち地域の元気の源ですので、あじさいとともに元気に育ててほしい」などと主催者を代表してあいさつ。
続いて、来賓の市教育委員会生涯学習課の佐藤要課長、合川総合窓口センターの吉田喜代志センター長、福岡由巳市議会議員のうち、佐藤課長が「今日は土に触れる作業ですが、お子さんの成長を願いながら植樹するという体験が、環境保護とか自然に触れ合う大切さを学ぶ機会になればと考えています。親子のコミュニケーションを大切にしていただいて、楽しく思い出に残る一日にしてください。子どもの成長には愛情が一番大事ですが、笑顔と笑いのある生活が心と体には大きな免疫になると言われていますので、この点も大事にしてください。今日植樹するあじさいと、子どもさんの成長を重ね合わせて見守っていただきたい」など祝辞を述べました。
この後、職員からあじさいの植え方が説明されたあと、1メートルほどに育ったあじさいの苗を、深さ約30センチの穴に腐葉土や肥料を入れ混ぜ、高さが合うように調整しながら、両親や兄弟、祖父母らが協力して植樹しました。
植樹したあじさいの横には、子どもの名前と生年月日、子どもへのメッセージを書き入れた記念標柱が立てられ、「思いやりのある子に育ってね」、「元気にすくすく成長してね」、「友だちを大切にする子に育ってほしい」などと、わが子の健やかな成長を願っていました。
また、参加者全員の代表が、今回の植樹を記念し標柱を立てるとともに、その側には2mほどに育ったベニヤマザクラの木1本を植樹しました。