2013年10月08日
コンテンツ番号1449
第7回北秋田市産業祭などを説明
(2013.10.8)
津谷市長の定例記者会見が、10月8日(火)、市役所で開かれ、第7回北秋田市産業祭や市民病院玄関アーチ設置工事、国民文化祭プレイベントについて説明しました。
主な会見の要旨は次のとおりです。
第7回北秋田市産業祭について
10月26日と27日に、鷹巣体育館において、第7回北秋田市産業祭が「広げよう 未来につなぐ 北秋田ブランド」をテーマに開催されます。昨年までは、民謡や歌謡ショー、タレントなどの演芸などにより集客をはかってまいりましたが、今回は産業祭の原点に立ち返り、市内産業をたくさんの方々に知って頂き、北秋田ブランドとしてPRしていきたいとの思いから、これまでの出展企業に加え、新たに新東北メタルや合川精密、秋田ジーンズ縫製などの国内のみならず世界に向けて製品を出荷している製造業の方々にも出展して頂き、体育館全体を産業出展者のブースで埋め尽くすスタイルへと変更することといたしました。
また、新たな企画として、市内の保育園・幼稚園の4歳と5歳の園児約380人が、市の産業をテーマに描いてくれた絵を会場に展示する「産業絵画展」を実施することといたしました。具体的なテーマは各園の自由としておりますが、工場の機械や乗り物、さらには働くお父さんお母さんの姿など、園児たちが思い思いに描いた絵をご家族の方々はもちろん、たくさんのご来場の皆さんに観て頂きたいと考えております。
このように、今産業祭は経済状況が厳しい中でも、市内で一生懸命頑張っている製造業を始めとする企業の方々がどのような製品を作り、その製品がどのように役立っているのか、また、世界に発信している企業もありますのでので、地元の方々に広く知ってもらい、そこに働いている方々も誇りを持ち、若い方々も「こういう企業に就職してみたい」といった環境づくりにつなげていきたいと考えております。
その他にも、サブ体育館での「びっくり商業祭」や北秋田B級グルメコーナーもこれまで以上に充実させ、市内特産品や比内地鶏の鉄板焼きの格安販売、提案公募型特産品活性化推進事業の認定を受けて新たな市の特産品となるべく開発が進んでいた馬肉を使った「馬力まんじゅう」が初披露されるとのことですので、どうか期待して頂きたいと思います。 ぜひとも、新たな第一歩を踏み出すべく行われる第7回北秋田市産業祭に、たくさんの市民の皆様にご来場頂きますようお願いいたします。
北秋田市民病院アーチ設置工事について
北秋田市民病院の利便性向上の一貫として、身障者用駐車場歩道部分へのアーチ設置工事を実施することとなりました。工事の概要としては、木造で全長70.9mの屋根を、市民病院の玄関前の既存の屋根に隣接し、身障者用駐車場をコの字型に囲むような形で設置するものです。
工事期間は、10月中旬から12月25日を予定しており、期間中は既存駐車場の一部を身障者用駐車場として利用することになり、来院される方々にはご不便をおかけしますが、今後の利用者の利便性向上のためにも一日でも早い完成を目指しますので、市民の皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。
なお、先月の会見で発表した阿仁庁舎内への院外再来受付機が昨日から稼働しており、10月7日は3件、10月8日は10件の利用がありました。まだよく周知されていない部分がありますので、今後利用者が増えていただけるように利便性の向上と、アーチ設置による受診環境の向上を目指してまいりたいと考えております。
国民文化祭プレイベントについて
先月の記者会見で、第29回国民文化祭・あきた2014の「内陸線アート」のプレイベント「根子フットパス」について報告させて頂きました。私も6日に参加し、根子番楽の鑑賞や集落を参加者の方々と歩き、市内外の方々からの参加者から色んな話を聞き、参考になったところであります。地域の持つ魅力的なものを再発見でき、こういうイベントを通じて地元の皆さんもこれから自分の地域に対する誇りを持ち、色んな形で参画できないかと考えております。
10月6日に行われた「根子フットパス」の様子はこちら
今月の20日には、もう一つの市主催事業の「現代詩フェスティバル」のプレイベント「秋田の詩祭(しさい)2013〜詩表現を楽しむつどい」が交流センターで開催される予定です。このつどいでは、祇園太鼓の演奏をはじめ、合唱や詩の朗読、さらには、秋田県現代詩人協会や日本詩人クラブの会員でもあり、農学博士でもある田代卓(たかし)氏による「2年間暮らしたブータン」と題した講演も予定されており、詩に興味のある方はもちろんのこと、一般の方でも楽しめる内容となっておりますので、たくさんの方々にご来場いただき、来年の国民文化祭開催に向けての機運をより一層高めてまいりたいと考えております。
また、10月27日には、国民文化祭・やまなし2013の「現代詩の祭典−文芸祭現代詩大会」が山梨県笛吹市を会場に開催され、私も次回開催市への引き継ぎセレモニーのために、当市の現代詩フェスティバル企画委員の皆さんと一緒に出席することにしております。この機会をとらえ、来年の国民文化祭はもちろんのこと、北秋田市の魅力を大いに発信して関心を持っていただき、より多くの方々に訪れていただき、国民文化祭以外にも北秋田市に対して関心を持っていただくようにPRしてまいりたいと考えております。
また、10月4日からは鷹ノ巣駅前を中心に、ゼロダテ美術展2013が開催されており、私もオープニングセレモニーに参加してまいりました。来年の国民文化祭のプレイベントでもあり、河哲商店さんの倉庫や駅前通り商店街や銀座通り商店街の空き店舗を使って、大館をはじめとする各地で活躍されているアーティストの皆さんにより作品やパフォーマンスを通じて、鷹巣駅前をはじめとする中心市街地を盛り上げて欲しいと思っております。
火曜日は定休日ですが、27日まで毎日午前10時から午後6時まで展示されているとのことですので、たくさんの方々に何度も来ていただきたいと思っております。
第29回国民文化祭北秋田市実行委員会事務局のホームページはこちら
主な質疑応答
「根子フットパス」の参加者からの感想は
「トンネルを抜けて集落が眼下に広がる隠れ里と棚田や緑豊かな自然に感動した」という意見や、「都会では四六時中車が走っているが、ゆっくりと自分の足で風景を楽しんだり、都会では味わうことができない「人との触れあい」や「自然との触れあい」といった宝に接することができた」という方もいた。
若い方では、「空き家もたくさんあるということで、借りて住んでみたい」という話もあったし、「民家の庭先に咲いた一つ一つの花が綺麗に咲き、非常に心が和んだ」とのこと。
アーティストの方からは、「地域の方々と一緒に色々な取り組みをしていきたい」といった話もあり、「根子番楽という大変貴重な財産を拝見し、こういう機会に参加することができて大変良かった。帰ってからも人を連れてまた来たい」と話をする方もいました。