2013年07月14日
コンテンツ番号1265
大輪の花が北秋田市の夜空を焦がす
(2013.7.14)
秋田県内では最も早い時期に開催される恒例の「第22回米代川花火大会(実行委員長=永井孝・北秋田市観光協会会長)」が7月14日(日)、米代川河川公園を会場に開催され、多くの見物客が光と音のショーに酔いしれました。
大会は、昭和の合併以前に旧鷹巣町で開かれていた花火大会を鷹巣町観光協会(現北秋田市観光協会)が平成3年、鷹巣中央公園桜まつりのメインイベントとして36年ぶりに復活させ、その後会場を米代川河川敷に移して開催されています。当初は6月に開かれていましたが、大館能代空港が開港した平成10年からは開港日の7月18日を記念し、この時期に開催されています。主催は市観光協会、商工会、北秋田市などで作る実行委員会。
当初は13日(土)に開催が予定されていましたが、前日までの大雨により14日に順延。この日も、小雨が降る中での花火大会となりましたが、家族連れなどが続々と訪れ、観覧席となった河川敷公園のグラウンドや堤防の周囲も見物客で埋まりました。
午後7時15分から行われた開会セレモニーでは、永井実行委員長が「前日までの大雨で、会場の整備が十分でなく、皆さんにはご迷惑をお掛けした。今日は特大スペシャルスターマインなどを用意しているので、最後まで米代川花火大会を楽しんでもらいたい」などと歓迎のあいさつをしました。
続いて、津谷市長、伊藤公夫市商工会長が来賓を代表してあいさつ。このうち、津谷市長は「前日までの大雨により堆積した泥の除去や消毒など、これまで準備されてきた関係者の方々のご労苦に感謝いたします。北秋田市では、この花火大会を皮切りに夏のイベントが始まります。合川地区ではふるさとまつりと合川まと火、森吉地区では森吉山麓七夕火祭り、阿仁地区では阿仁の花火と灯籠流しと行事が目白押しです。短い東北の、そして北秋田の夏を楽しんでもらいたい」などとあいさつしました。
午後7時30分開始号砲が鳴り、4号から10号の割物花火、華やかなスターマインなどが次々と打ち上げられ、漆黒の夜空を華やかに彩りました。
フィナーレは「真夏の夜の夢〜光の饗宴(きょうえん)」と題したスペシャルスターマイン。会場全体を明るく浮かびあがらせるほどの色とりどりの連射花火がダイナミックに夜空を焦がし、会場からは拍手と歓声が沸き起りました。