2014年03月01日
コンテンツ番号7251
読書のあとで
平成25年度北秋田市読書感想文・読書感想画コンクールの表彰式が3月1日(土)、合川農村環境改善センターで行われ、特選、入選、佳作に輝いた方々を表彰しました。
コンクールは、読書を通じ、豊かな人間性を育むことを目的として開催されているもので、今年度の読書感想文部門には小学校、中学校、一般から昨年度より33点多い165点もの応募があり、特選6点、入選19点、佳作29点が選ばれました。
また、読書感想画部門には幼稚園・保育園及び小学校1・2年生から昨年度より72点多い515点もの応募があり、特選6点、入選19点、佳作33点が選ばれました。
表彰式では、はじめに三澤仁教育長が、「皆さんの感想文、感想画を見るととても素晴らしい作品ばかりです。感想画は本当に色彩豊かで、子どもでなければ表すことのできない完成豊かな表現には圧倒されます。感想文も作者の思いや考えに心を寄せながら、自分なりに捉え、共感して、感銘を受けて自分の思いを表現するのは本当に素晴らしいと思います。これからもたくさんの本を読み、心を豊かにしながら頭を鍛えて、これからの時代を楽しんで欲しい」などと主催を代表してあいさつ。
続いて、審査員の講評が行われ、感想文部門では、佐藤洋子審査員長が小学校と中学校及び一般の、よかったところと今後気をつけることなどをアドバイス。このうち小学校で今後気をつけることとして、
- あらすじや本からの引用をそのまま取り入れないで、自分の書きたいことを書くこと
- 話し言葉で書かないこと
- 文字は濃く丁寧に、原稿用紙いっぱいを使って書くこと
と講評。「これからもたくさん本を読んで、読書の喜びを感じ、自分自身を成長させて欲しい」と締めくくりました。
また感想画部門では、木村伸審査員長が「皆さんの作品を見て『心が素直だな』、『楽しそうだな』と感じる作品が多く感じられました。この綺麗な色や形で表すことは皆さんの宝物になるはずですので、この気持ちを大事にしてこれからも素敵な絵を書いて欲しい」などと講評しました。
続いて、感想文コンクール小学校の部で特選に輝いた鷹巣南小学校3年の長岐悠鈴さんと鷹巣中央小学6年の庄司和奏さんが受賞作品を朗読し、読書で得た感動をしっかりした声で会場の皆さんに伝えました。
この後、幼稚園・保育園及び小学校1・2年生を対象とした読書感想画、小学校3年生から一般までを対象とした読書感想文のそれぞれの部門ごとに入賞者がステージに上がり、三澤教育長から表彰状を受け取りました。
最後に、読み聞かせボランティア「おはなしピッコロ」の皆さんが影絵と大型紙芝居、詩の朗読を披露しました。