2015年06月10日
コンテンツ番号6341
将来都市像の実現に向けた計画に
第1回北秋田市総合計画策定審議会が、6月10日(水)に中央公民館で行われ、委員への委嘱状交付や策定までのスケジュールを確認しました。
総合計画は、市の最上位計画として、まちづくりの目標や将来の目指していく姿を定め、これを実現するための方法や手段などを総合的・体系的に明らかにし、市のあらゆる施策や計画の基礎になる計画です。計画期間は10年で、市の将来ビジョンを示す「基本構想」と、基本構想の実現に向けての政策や施策を示す「基本計画」、基本計画に基づいて行う事業を示す「実施計画」の3つの階層で構成されています。なお、基本計画は5年、実施計画は3年ごとに見直しが行われます。
当審議会は、平成18年に策定された「第1次北秋田市総合計画」が27年度で終了に伴い、平成28年度から10年間の計画を定める「第2次北秋田市総合計画」の策定にあたり、市長の諮問に応じて必要な事項を調査及び審議するために設置され、公募及び推薦により選出された17人の委員で組織します。
この日は、津谷市長が委員一人一人に委嘱状を交付し、「昨年、北秋田市は10周年を迎え、次の10年に向けて更なる発展を目指し、第一歩を踏み出した。これまでの10年間は『”自然” ”人”が調和し活気とぬくもりある交流都市』を将来の都市像に掲げ、各種施策や事業を推進してきたが、今年度で終了するため、これまでの取り組みを検証しながら、新たな総合計画を策定することになる。今日お集まりの委員の皆さんは、各分野を代表する広い見識を持っている方々なので、たいへん心強く感じているとともに大きく期待をしている。皆さんからの多くのご意見やご提言をいただきながら、市が目指すべく新たな将来像を描いた第2次総合計画を作り上げたいと考えているので、ご協力をお願いしたい」などとあいさつ。
続いて、委員長と副委員長の選出が行われ、委員長には秋田大学北秋田分校長の濱田純氏が、副委員長には委員長の指名により福原勝紀氏が選任されました。
このあと、事務局が第2次総合計画策定の骨子案や今後のスケジュールについて説明しました。このなかで第2次総合計画での新たな取り組みとして、施策ごとに目標値を設定し、その効果の検証と評価を行っていくことなどを報告。また、目指すまちの姿として『住民が主役の“もり”のあるまち~森吉山などの自然を活(い)かし、ぬく‘もり’や見ま‘もり’で地域を‘もり’上げる~』とし、市の特性や特徴を踏まえて、森吉山や雪などの自然資源を最大限に生かしながら、今後の最重点と考えられる人口減少抑制に向けて、住民を主役として捉え、住民相互のぬくもりや見まもりを大事にして地域全体を盛り上げることを目指すことを提案し、さらに将来都市像の実現にあたり、市政全般の取り組みとして「健康・産業分野」、「福祉分野」、「子育て教育分野」、「環境・都市基盤分野」、「市民生活(安全・安心等)・行財政分野」の5分野を設定するとしました。
今後、審議会は7月に市長から諮問を受け、3回の審議会を行ったのち10月下旬に答申する予定です。
役職 | 氏名 | 所属等 |
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委員長 | 濱田 純 | 秋田大学北秋田分校 分校長 |
副委員長 | 福原 勝紀 | 公募 |
金森 勝三 | 北秋田市自治会長連合会 副会長 | |
北林 一成 | 北秋田市建設業協会 会長 | |
髙坂 祐司 | 北秋田市社会福祉協議会 会長 | |
小坂 和子 | 北秋田市ボランティア連絡協議会 会長 | |
斉藤 一志 | JA鷹巣町 常務理事 | |
簾内 和子 | 七座婦人会 会長 | |
奈良 正人 | 大館北秋田医師会 会長 | |
成田 光弘 | 北秋田市体育協会 会長 | |
成田 陸雄 | 北秋田市芸術文化協会 会長 | |
畠山 清志 | 大館北秋田森林組合 組合長 | |
花田 元 | 秋田県信用組合鷹巣支店 支店長 | |
疋田 俊一郎 | JAあきた北央 代表理事組合長 | |
藤本 忠 | 北秋田市商工会 会長 | |
宮野 健一 | 秋田県ハイヤー協会北秋支部 支部長 | |
村井 松悦 | 北秋田市観光物産協会 会長 |
委員の任期 : 6月10日から答申の日まで