2016年04月01日
コンテンツ番号1821
身近な地域で職業生活が送れるように
(2016年4月1日)
北秋田障がい者就業・生活支援センターの開所式が、4月1日(金)に北秋田市障がい者生活支援センター「ささえ」で行われ、関係者約60人が出席し、オープンを祝いました。
同センターは、障がいのある方たちが、身近な地域で安心して職業生活を送れるよう、ハローワーク・障害者職業センターなどの関係機関と協力し、就業および生活上のサポートを総合的に行う施設で、社会福祉法人県北報公会(疋田牧男理事長)が厚生労働省と県の委託を受け、鷹巣保健センターと同じ敷地内にある、北秋田市障害者生活支援センターささえの2階に開設したものです。
これまでは、大館市に設置のセンターが担当していましたが、より身近な場所への設置を目指して平成26年12月から関係機関との協議を進め、北秋田市と上小阿仁村を範囲とする同センターの開所に至りました。
開所式では、はじめに当センターの設置者である疋田理事長が「センターは、障がいのある方の自立を促し、安定した生活を送るため、生きがいある就労と、身近な地域で就業生活を送れるよう支援するもの。センター職員が一丸となって事業にあたっていきたい」とあいさつ。同センターの成田重昭管理者が開所に至るまでの経緯を説明した後、北秋田市の津谷市長、秋田県議会産業観光副委員長の北林丈正議員、秋田県北秋田市地域振興局鷹巣阿仁福祉環境部の舘岡美智義次長、大館公共職業安定所鷹巣出張所の藤田幸紀所長が来賓としてあいさつ。このうち津谷市長は「近年、障がい者の地域生活支援の拡充が大きな課題となっている。北秋田市としても、今まで以上に関係機関との連携を密にして障がい者の生活支援に取り組んでいきます」などと述べました。
つづいて利用者を代表して村上勉さんが「私にとって仕事は大事な生きがいです。センターが近くにできたことでたいへん心強く思っています。障がい者の働く場所を増やし、生き生きと働けるよう応援をお願いします」とあいさつしました。
この後、代表者によるテープカットや、利用者がセンターの名称が書かれた看板の除幕を行って開所を喜び合いました。
北秋田障がい者就業・生活支援センター
就業及びそれに伴う日常生活上の支援を必要とする障害のある方に対し、職業準備訓練のあっせんや、就業に関する指導・助言、相談、また、就業に伴う生活相談を行います。
住所 北秋田市宮前町9-67
開所時間 8時30分から17時まで(土・日・祝日は休み)
電話 0186-67-6003