2016年04月12日
コンテンツ番号1710
40年間消防人として地域住民のために尽力
(2016年4月12日)
元鷹巣町消防団分団長で、今年の2月に逝去された出川恒男氏(享年73歳・糠沢)が、このほど叙勲の瑞宝単光章を受章し、4月12日(火)に市役所で伝達式が行われました。
出川氏は、昭和39年4月に鷹巣町消防団綴子地区隊の消防隊員として任用され、同45年6月に消防団改組により鷹巣町消防団団員となり、平成3年4月から班長、同9年1月から副分団長、同14年4月から16年3月まで分団長を務めるなど、40年間消防人として地域住民のために尽力されました。
在職中は、消防業務に使命感を持って従事され、豊かな消防知識と経験を生かしながら自ら率先して業務にあたられ、平成12年に秋田県知事永年(35年)勤続章を、平成15年には消防庁長官永年勤続功労章を、平成17年には秋田県消防協会顕功章を受章されています。
この日の伝達式には、妻の昭子さん(72歳)と妹の松岡カネ子さん(69歳・合川)が出席し、津谷市長と中嶋誠消防長の同席のもと、北秋田地域振興局の水澤聡局長から位記と勲章の伝達を受けました。
伝達を受け、妻の昭子さんは「団員の皆さんにも一生懸命頑張っていただいた。一人ではできないことなので、皆さんのおかげだと思う。このような素晴らしい章をいただき、本当に嬉しく思う」と感謝の言葉を述べました。