2018年07月08日
コンテンツ番号3395
消防操法に磨きをかける
(2018年7月8日)
平成30年度北秋田市消防訓練大会が、7月8日(日)に合川市民健康広場で開かれ、各分団が規律訓練やポンプ車操法などで日頃の訓練の成果を競い合いました。
訓練大会は、消防団員の消防訓練礼式および消防操法を習熟させるとともに、旺盛な消防精神をかん養して消防諸般の要求に適応する基礎をつくり、消防力の強化を図ることを目的として毎年開催されており、今年度の大会には市内13分団のうち6分団から186人の団員が参加しました。
開会式では、はじめに津谷市長が「災害時の皆さんの活動は、市民に大きな安全と安心を与えており、たいへん誇りに思っている。各団においては、資機材の取り扱いや操作方法などを熟練して、有事の際にしっかりと対応できるようにしてもらいたい。日頃からの皆さんの活動に心から感謝し、この訓練大会が意義のあるものになることを期待している」などと団員らを激励しました。
つづいて、北秋田市消防本部の中嶋誠消防長が「東日本大震災から7年が経過したが、依然として災害はあとを絶たない。台風や線状降水帯という局地的豪雨、大規模な地震や火山の噴火など、とどまるところを知れない。しかしながら、有事の際に命を守るためには、地域防災の中核を担う消防団の活動はますます重要となる。本日の訓練大会は、社会や市民の期待にこたえるよう、各団の士気の高さと訓練の成果を披露しながら、相互の技術向上を図ってもらいたい」などとあいさつしました。
最後に、北秋田市消防団の藤田久悦団長が「昨年から、あらかじめ支部大会の代表を決めていたことにより、早い時期からこの大会に向けて計画的に訓練に励んできたことと思う。これまで訓練してきた成果を十分に発揮し、ともに汗を流した団員らに感謝の気持ちを忘れず、怪我のないように頑張ってもらいたい」などと訓示しました。
訓練大会は、消防訓練礼式により決められた操法と動作を、迅速かつ的確に行うもので、規律訓練、ポンプ車操法、小型ポンプ操法の3部門で行われました。この日は、各部門に選抜された2隊が参加し、審査員や他分団の団員が見守る中、きびきびとした動作で訓練礼式に沿った手順をこなし、これまでの訓練の成果を披露しました。
なお、7月29日に上小阿仁村で開催される大館北秋田支部消防訓練大会には、各部門に出場した2分団が出場する予定です。
成績結果は次のとおりです。
訓練種目 | 分団名 | 順位 | 得点数 |
---|---|---|---|
規律訓練 | 第9分団(森吉地区) | 1 | 87.0 |
第3分団(鷹巣地区) | 2 | 66.0 | |
ポンプ車操法 | 第10分団(森吉地区) | 1 | 104.5 |
第4分団(鷹巣地区) | 2 | 79.0 | |
小型ポンプ操法 | 第11分団(阿仁地区) | 1 | 74.0 |
第5分団(鷹巣地区) | 2 | 71.0 |