2018年02月21日
コンテンツ番号3259
ふるさとの魅力を発信したい
(2018年2月21日)
郷土が誇る力士、豪風 旭関(北秋田市出身・38歳・本名=成田旭)が2月21日(水)に、本市の魅力等を情報発信する「北秋田市ふるさと大使」に就任しました。
北秋田市ふるさと大使は、本市の魅力や取り組みを情報発信する活動を通じて、本市の知名度向上とイメージアップにつなげ、地域振興と市民が誇れるまちづくりに寄与することを目的として、各界や各分野で活躍している本市出身者または、ゆかりのある方を大使として委嘱するものです。
ふるさと大使の任務は、自身が活動する分野で機会を捉えて、本市の歴史、自然、文化、スポーツ、観光、特産等の魅力や特徴、これらの取り組みをPRすることや本市の地域振興等において必要と考えられることを提案すること、本市主催の行事に可能な範囲で参加することなどです。
豪風旭関は、本県出身力士では最多となる幕内通算584勝(平成30年初場所まで)の勝ち星を積み上げており、平成28年には秋田県県民栄誉章を受章した、名実ともに郷土が誇る力士。また、帰省の際には、福祉施設や学校への訪問活動も積極的に行うなど、広く市民に愛される身近な郷土力士としても活躍しています。
この日行われた委嘱状交付式では、はじめに津谷市長が委嘱状とふるさと大使の名刺が入った秋田八丈の名刺入れを手渡し「郷土の誇り、豪風関に北秋田市ふるさと大使の第1号として就任してもらい、とてもうれしく思っている。国技である相撲の道に対する真面目な取り組み方は、このあとに続く方々のお手本となっており、そのような豪風関を心から尊敬している。また、帰省の時には、福祉施設を慰問したり、子どもたちの相撲教室を開いている活動は、大きな郷土愛を感じる。昨日、現役続行という知らせが届き、みんな喜んでいる。これまで以上に相撲道に精進し、さまざまな機会を捉えて北秋田市をPRしてもらいたい」などと今後の活動に期待を寄せました。
委嘱状を受け取り、ふるさと大使に就任した豪風関は「これからは、北秋田市ふるさと大使として、責任をもった行動をしていきたい。また、土俵の上でも北秋田市の魅力をアピールできるように一生懸命頑張りたい」などとふるさとへの貢献に意欲を表しました。
このあと、津谷市長、虻川副市長と懇談した豪風関は「ふるさと大使への就任は、はじめてのことなので、自分としても手探りの状態ですが、アドバイスしてもらいながら活動したい。津谷市長から『現役が終わることになっても、ずっと応援していく、ぜひ就任してもらいたい』という言葉をかけてもらったことも就任の決め手となった。土俵の中も大事だか、土俵の外でもふるさとの大使として、市民の皆さんが気持ちよく過ごせるような時間を作りたい」と話しました。
これを受け、津谷市長は「北秋田市は、自然や文化などよいところはたくさんあるが、まだまだ、北秋田市を知らない方々がたくさんいることも事実。豪風関の活動を通じて、多くの方々に北秋田市を認識してもらえるようなPR活動をしてほしい。ただし、現役の力士ですので相撲の妨げにならないように、ふるさと大使としての活動をお願いしたい」などと述べました。
最後に豪風関は「昔のようにはできないかもしれないが、現役を続けることを決めた以上、今の自分なりにとことんやって、また勇気や感動を与えられるような土俵を努めたい」と全国のファンにメッセージを発し、気持ちを引き締めていました。