2017年10月15日
コンテンツ番号2056
色鮮やかな秋の四季美湖でイベントを楽しむ
(2017年10月15日)
森吉四季美湖まつりが、10月15日(日)に森吉山ダム周辺で行われ、来場者はステージイベントやダム見学、カヌー体験など、盛りだくさんのイベントを楽しみました。
このイベントを主催する森吉山ダム水源地域ビジョン実行委員会(加藤寿・実行委員長)は、森吉山ダムの完成により誕生したダム湖「森吉四季美湖」をはじめとした森吉山麓の自然環境を活用し、地域活性化につなげるため、行政と協力しながら実現に向けて活動に取り組んでいます。
その活動の一環として実施している『森吉四季美湖まつり』は、ウオーキングやカヌー体験など、体験型の企画に重点をおき、大自然に触れてもらいながら、あらためて森吉山麓の素晴らしさを知ってもらう機会として、毎年夏と秋に開催しており、今年で7年目を迎えました。
メイン会場の森吉山ダム広報館前で行われたオープンセレモニーでは、加藤委員長が「まつりはたくさんの人に自然を楽しんでもらいたいということがテーマとなっている。今年初めて一般選手が参加してのカヌートライアスロン・デュアスロンを開催する運びとなった。日本一のアウトドアの聖地を目指し、一歩でも近づけるようがんばりたい」などとあいさつ。続いて北林丈正県議が来賓を代表してあいさつを述べました。
メイン会場の広報館前では、地元婦人会の四季美湖音頭に始まり、森吉山麓火まつり太鼓、成田味恵子歌謡ショー、祭姫會のよさこい、森吉中学校吹奏楽部の演奏などのステージイベントで会場を盛り上げたほか、森吉牛ステーキや味噌付けたんぽ、だまこ汁、朝採り野菜などのテントが立ち並び、来場者は秋の味覚に舌鼓を打ちながらイベントを楽しんでいました。
一方、体験イベントでは、大人気の『ダムの探検』が9回実施され、参加者は係員からダム建設の経緯や構造、役割などの説明を受けた後、ダムの専用エレベーターで60m下降し、堤体のなかを歩きながらダムの中の造りに感心していました。『ダム堤体登り』では、岩石を積み重ねた高さ約90mの堤体を歩いて登り、参加者はダムの大きさを体感しました。様田公園周辺では、秋田杉で作った『カナディアンカヌーの体験』が行われ、色付きはじめた紅葉を眺めながらゆっくりとオールを漕いで楽しんでいました。
また、今回は『第1回森吉四季美湖カナディアンカヌートライアスロン大会・デュアスロン大会』が同日開催され、参加者は、カヌー2㎞、バイク26㎞、ラン6㎞の過酷なレースながらも、四季美湖や奥森吉の大自然が広がるコースを美しい紅葉を満喫しながらゴールを目指していました。