2016年03月08日
コンテンツ番号1653
63件の議案審議が始まる
(2016年3月8日)
平成28年北秋田市議会3月定例会が3月8日(火)に招集され、平成28年度一般会計予算案など63件の議案等が上程され審議が始まりました。
上程された案件は、新年度となる平成28年度一般会計及び各特別会計予算案や平成27年度補正予算案など予算関連案件が37件、北秋田市環境基本条例の制定についてなど条例案が18件、北秋田市過疎地域自立促進計画の策定についてなどの単行議案7件と専決処分の報告1件が上程されました。
本会議では、会期を3月22日(火)までの15日間と決め、津谷市長が新年度の施政方針を述べたあと、それぞれの議案説明と大綱質疑が行われました。
施政方針のなかで津谷市長は「平成28年度は、第2次北秋田市総合計画の初年度。『健康で しごとにはげむ 活力のあるまちづくり』を始めとする5つの基本理念に基づき各種施策を展開することで、総合計画の将来都市像に掲げた『住民が主役の“もり”のまち』の実現を目指していく」と述べました。さらに、今年度は「北秋田市民ふれあいプラザや北秋田市伊勢堂岱縄文館がオープンするほか、日本海沿岸東北自動車道が鷹巣ICまで延伸され本市も高速道路網に組み込まれる。交流人口の増加や物流の活性化に結びつけることで、地方創生を加速化させる1年とする」などと述べ、それぞれの個別の施策について説明しました。
大綱質疑の内容は次のとおりです。
議案第21号北秋田市介護予防・地域支え合い事業利用者負担金徴収条例の一部を改正する条例の制定について
【質問】値上げは利用者にとって大きな負担となり、利用を控えることが懸念される。
【答弁】利用者の代表や事業者もいる運営協議会で議論し、今回提案した額であれば理解いただけるのではないかと同意を得た。介護タクシーや訪問看護と一体になった移送サービス事業者が市内に3事業者あるが、市の料金が安くて、民間の経営に影響しているとの指摘を踏まえて協議したもので、経営ができなくなれば市民のみなさんにご迷惑をかけることになるといった観点から今回提案した。>
議案第22号北秋田市家族介護慰労金支給に関する条例の全部を改正する条例の制定について
【質問】これまでの月1万円から3千円に減らすのはなぜか。
【答弁】一部で、1万円を受給するために、本来要介護者が受けなければならないサービスを抑制している事例や、滞納している介護保険料を慰労金から支払っているケースもあった。はたして、それが家族介護慰労金になるのか等を検討した。料金は、家族の手から離れるショートスティの多床室の一泊二日の料金を設定した。
議案第34号平成28年度北秋田市一般会計予算
【質問】阿仁スキー場の指定管理料がアップした要因は。
【答弁】修繕が発生した場合に迅速に対応できるよう、300万円の修繕料をあらかじめ含んだためで、修繕料は後で精算する。
【質問】クウィンス森吉の指定管理料の設定の考え方と、指定管理者の応募がなかった場合はどうするのか。
【答弁】現在、指定管理者を募集しており、予算に計上している指定管理料は7月からの9か月分で、3か月は市の直営を予定している。応募がない場合は、市が直営で運営する。