2015年04月23日
コンテンツ番号6224
奥山亮修氏が再任
人権擁護委員の再任に伴う委嘱状の伝達式が23日(木)、北秋田市役所で行われ、津谷市長が法務大臣からの委嘱状を奥山亮修氏(49歳・米内沢)に手渡しました。
人権擁護委員とは、人権擁護委員法に基づいて、人権相談を受けたり人権の考えを広める活動をしている、法務大臣が委嘱した民間ボランティアです。この制度は、様々な分野の人たちが人権思想を広め、地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたものです。
現在、約14,000人の人権擁護委員が全国の各市町村に配置され、講演会や座談会を開催したり、法務局の人権相談所や自宅などで住民の皆さんからの人権相談を受けるなど、積極的な人権擁護活動を行っています。
津谷市長は、委嘱状を手渡したあと「奥山さんは、平成21年から委員として2期6年間頑張っていただき今回が3期目となり、今後3年間、人権擁護委員としてご尽力をいただくことになりました。日頃、子どもからお年寄りまで性別を問わず、個々の悩みや問題などの相談を受けるなど大変な仕事を行っていただき感謝申し上げます。全国的に人権侵害や子どもへの虐待などが社会問題となるなど、人権擁護委員は重要な役割を担っています。ボランティア活動ではありますが、奥山さんにおかれましては、これまでの豊富な経験を生かしながら、活動をとおして、大切な人権が守られ、この地域に住む皆さんが、明るく元気に、安心して暮らしていける地域づくりに今後ともお力添えをいただきたいと思います」とあいさつしました。
奥山氏は、龍淵寺(米内沢)の住職をされており、平成13年6月より旧森吉町教育委員会委員を務められました。人権擁護委員は平成21年4月に初就任、以後、2期6年間尽力され、今回が3期目となりました。再任による任期は、平成27年4月1日から平成30年3月31日までの3年間となっています。
北秋田市の人権擁護委員は現在14人。もし日常生活の中で、これは人権問題ではないかと感じたり、法律上どのようになるのか分からなくて困ったりするときは、お気軽に近くの人権擁護委員または法務局にご相談ください。
なお、6月1日は人権擁護委員の日です。全国的に啓発活動が行われますが、北秋田市でも秋田地方法務局大館支局、大館人権擁護委員協議会の主催で次のとおり特設人権相談所が開設されます。近隣の争いごと、登記・戸籍・相続・扶養等の問題、いじめや体罰、配偶者からの暴力、結婚・離婚の強要・妨害など人権問題の悩みごと・困りごとはありませんか?相談は無料で、秘密は固く守られます。
【特設相談所の開設】
日時 6月1日(月)10時~15時
場所 北秋田市内4会場
・森吉コミュニティセンター
・合川老人憩いの家「ことぶき荘」
・阿仁山村開発センター
・北秋田市交流センター
【街頭啓発】
期日 6月7日(日)
(ふるさと踊りと餅っこまつり)
◆お問合せ 秋田地方法務局大館支局/TEL:0186-42-6514