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大型商業施設「たかのすモール」がオープン
〜 進出計画から18年目 核店舗はいとく鷹巣SC 〜

 約700人が開店を待ちわび、行列を作りました。テープカットとともに、綴子大太鼓が打ち鳴らされ、計画から18年を要した大型商業施設がオープンしました(21日、栄字前綱のいとく鷹巣SCで)
 20日に行われた竣工式。岸部市長も参列、玉ぐしを奉てん(前列右端が伊藤碩彦社長、その左が市長)

 (株)伊徳(伊藤碩彦代表取締役社長、本社・大館市)が栄字前綱地内に建設中だった大型商業施設「たかのすモール」が5月21日(水)、オープンし、中核となる鷹巣ショッピングセンター(SC)などでは、開店セールのチラシを片手に特価品を買い求める人たちなどでにぎわいました。

 たかのすモールの所在地は、国道105号線と県道大館鷹巣線に囲まれた通称あけぼの町地内(北秋田市栄字前綱58番地1ほか)。105号線をはさみ、向側には同様の大型商業施設「イオンタウンたかのす」があることから、今後2つの施設間での激しい商戦が予想されています。

 敷地総面積は4万4,479u。モール内には、スーパーマーケットのいとく鷹巣SC(店舗面積5,192u)を中心に、ドラッグストアの「サンドラッグ」(872u)、百円ショップの「ダイソーたかのすモール店」(1,087u)が並び、さらにクリーニング店「アピア・あっと」、コインランドリー「ゆとり工房」が配置されています。

 駐車台数は約650台、駐輪台数は約240台分。各店舗のいとくSCには、食品、雑貨、衣料品を中心に、書籍・文具、ファーストフードなどの各フロアが並び、フラワーショップ、靴店、和洋菓子店、旅行代理店などがテナントとして入居しています。従業員数は約200人。

 さらに、和食ファミリーレストラン「まるまつ」が6月上旬、歯科診療所「たかのす歯科クリニック」とラーメン店「ラーメンショップPiyoPiyo」が7月上旬に開店する予定です。

 いとく鷹巣SCには、開店前約700人が並びました。午前9時、伊藤社長、大山峯行あけぼの町町内会長らによるテープカットと同時に、綴子上町大太鼓保存会の大太鼓が打ち鳴らされ、待望のオープン。買い物客は、入り口でスタッフから先着千人にプレゼントされる記念品の紅白の餅を受け取って入場、品物の値段をじっくりと見定めながらショッピングを楽しんでいました。

大型商業施設配置図

 なお、前日の20日(火)には、いとく棟内で竣工式が行われたほか、市内のホテルで祝賀会が開かれ、伊藤碩彦(ひろひこ)社長ほかいとく関係者、地権者、来賓として出席した岸部市長、伊藤公夫(まさお)市商工会長らが同店の完成を祝うとともに、発展を祈念しました。

 祝賀会で伊藤社長は、「現在地に進出を計画したのは平成2年頃。以来完成まで18年の年月を要したが、この間地権者、関係者など多くの皆様のお世話になったことに感謝申し上げたい。隣地には当社の100倍もの売り上げがある日本一のイオングループが出店しており、全面的な対決をすることになった。鷹巣は、昭和38年に第1号として出店した所。県北の中でも中核的な位置づけの施設であり、決して負けられない。地域の支援で発展させていただきたい」などと、完成までを振り返るとともに隣接する強力なライバルとの商戦にかける決意を述べていました。

 また岸部市長は、「平成16年の調査では、平均で80%を超える消費者が圏域外で買い物をしているとの調査結果があった。6年前の鷹巣町長当時、消費の圏域外流出を食い止めるため大型店立地を促進しようと地権者の皆さんと何度も話し合ったがなかなかまとまらず、ようやく『やりましょう』と言われ喜んだことがつい先日のよう。南店と合わせ、ますますの発展を」と祝辞を述べました。

 伊徳鰍ェ本市(旧鷹巣町)進出の意思を表明したのは今から18年前の平成2年。ところが、マックスバリュ東北(株)の親会社であるイオン(株)(本社・千葉県千葉市)が同様に進出計画を示したことから、建設用地をめぐって地権者等との交渉などが難航し、旧鷹巣町も解決へ向けた調整を行ってきた経緯があります。

 その後、両社とも、用地買収や農業振興地域除外・農地転用などの所定の申請などを行って出店計画を進め、マックスバリュは昨年12月「イオンタウンたかのす」を、伊徳は今年1月「たかのすモール」の建設に着手、両センターとも主要店舗が5月に完成し、マックスバリュはスーパーを中心に10日に先行オープンしていました(グランドオープンは6月5日)。

 一方で、4月でいとく鷹巣店が閉店した鷹巣地区の中心商店街では、鷹巣店が入っていた建物のシャッターが閉められ、閉店前と比べ人通りが少なくなりさびしい状況。このような状況を打破しようと、県の中心市街地活性化モデル地区に選ばれた北秋田市では、鷹巣駅前商店街と銀座通り商店街のにぎわいづくりを目的にアクションプランを策定し、商店街の有志らとともに、昨年度から各種事業を実行しています。

 商店街のにぎわいづくりなどを目的として、商店街の路上で取れたての野菜などを直売する「軽トラック市」もその一つ。5月18日に今年度第1回目の市が開かれたほか、 7月20日、9月21日、11月2日と3回の“朝市”が予定されています。

 また、第59回全国植樹祭が6月15日に開催されるのを機に、秋田県商工会連合会が主催する「おもてなしまつり」が今月24日・25日に、また恒例の「ふるさと踊りと餅っこ祭り」が25日に同商店街で盛大に開催される予定です。

参考:「イオンタウン」オープンの記事)     

(2008.5.21) 


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