令和7年度 北秋田市企業懇談会

今後の設備投資や事業展開について学ぶ

（2025年12月17日）

令和7年度北秋田市企業懇談会が12月17日（水曜日）にホテルニュー松尾耕ホールで行われ、市内誘致企業のほか、県や市の担当者などが参加し、ふるさと企業大賞表彰状伝達式・講演会および交流会を行いました。

企業懇談会は、市内の誘致企業関係者等と懇談し、業界動向や今後の事業展開などの情報交換による連携強化と親睦を図り、相互の交流による事業拡大につなげることを目的に開催しているものです。この日は、市内17社、県や市の担当者を含めて37人が参加しました。

第1部では、津谷市長と一般財団法人地域総合整備財団の足達雅英事務局長があいさつし、そのうち津谷市長が「物価高騰や人口減少、労働力不足といった地域経済を取り巻く課題は依然として厳しさを増しております。しかしながら、国や県の支援制度の動向を踏まえながら地域企業の皆さまと力を合わせて取り組んでいくことで、北秋田市が持続可能な成長を実現できると確信しております。さて、本日、栄えある総務大臣賞を受賞されましたティディエス株式会社様が、ふるさと融資制度を活用した工場増築を契機に着実な経営を続けられ雇用の維持・拡大に取り組まれてきました。大館能代空港の利用促進や女性の積極的な雇用など、地域への貢献も高く評価され、令和7年度ふるさと企業大賞の受賞につながったものであります。ティディエス株式会社様のこれまでのご尽力に改めて深く敬意を表しますとともに、心からお祝いを申し上げます。誠におめでとうございます。結びに、本日の懇談会が企業と行政の連携をさらに深めるとともに、市の施策をより実効性のあるものに高める契機となることを期待し、皆さまの事業活動の一助となることを心から期待しております。本日はよろしくお願いします」などとあいさつを述べました。

続いて、ふるさと企業大賞（総務大臣賞）表彰状伝達式が行われ、受賞したティディエス株式会社代表取締役社長高橋太喜彦氏に表彰状と副賞の楯が授与されました。
この賞は、地域総合整備財団（ふるさと財団）で、平成14年度から「ふるさと企業大賞（総務大臣賞）」を実施しており、地域振興に資する事業を展開する民間事業者を顕彰し、その活動を全国に広く周知することで、地域の振興、地域経済の活性化と魅力あるふるさとづくりの推進に資することを目的に行われています。

このあと、一般財団法人地域総合整備財団の足達雅英事務局長が「ふるさと財団の取り組みについて」と題し講演を行いました。

第2部の交流会では、参加者同士で交流を深めるとともに、今後の経済と地域発展のために情報交換を行いました。